ステラファーマ株式会社は、がん治療における次世代の放射線療法である**ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)**専業のバイオベンチャーです。
- 事業内容: 世界初となるBNCT用ホウ素薬剤「ステボロニン®」の開発・製造・販売。
- 主要製品: ステボロニン®点滴静注バッグ(頭頸部がんを効能・効果として承認済み)。
- 主要顧客: 国内では総合南東北病院、大阪医科薬科大学病院など。当期は海外展開が加速し、中国のPENGBO(HAINAN) MEDICAL TECHNOLOGY(売上高の65.5%)が最大の顧客となっています。
- 競合環境: 既存の標準治療(手術、放射線、化学療法)が競合となりますが、BNCTは「がん細胞を選択的に破壊する」という独自の作用機序を持ち、QOL維持に優れる点に優位性があります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
-9.4%
≧10%が優良
ROA
-2.0%
≧5%が優良
ROE
-5.0%
≧10%が優良
ROIC
-1.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
256.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 中国市場への初回出荷: 海南島医療特区向けの輸出により、売上高が前期比256.6%増の約9.6億円と爆発的に成長。
- 営業CFの黒字化: 創業以来初となる営業キャッシュ・フローのプラス(約1.4億円)を達成し、バイオベンチャーとして大きな転換点を迎えた。
- 損失の大幅縮小: 前期の約7.6億円の純損失から、当期は約1.4億円まで赤字幅が大幅に縮小し、収益性が劇的に改善している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -1.5億円 / 予想: -3.5億円
+9.0%
売上高
実績: 0.9億円 / 予想: 10.1億円
+50.8%
2Q
営業利益
実績: -3.0億円 / 予想: -9.2億円
-10.8%
売上高
実績: 2.0億円 / 予想: 3.8億円
+18.3%
3Q
営業利益
実績: -5.1億円 / 予想: -9.2億円
-36.5%
売上高
実績: 2.6億円 / 予想: 3.8億円
+2.8%
通期
営業利益
実績: -7.5億円 / 予想: 未開示
-731.1%
売上高
実績: 3.2億円 / 予想: 未開示
-66.4%
3行解説
- 2026年3月期通期売上高は3.23億円(前期比66.4%減)と大幅な減収となり、営業損失は7.48億円(前期は0.9億円の損失)へと赤字幅が拡大した。
- 海外向け売上高の消失に加え、主要な製造委託先の準自己破産に伴う国内供給体制の見直し、および研究開発費の増加が利益を圧迫した。
- 財務面では、2026年4月に第三者割当増資等を実施し、希少がん対象の臨床試験や海外展開に向けた機動的な資金調達(第1回払込額約6.96億円)を完了している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年3月期 通期 | -731.1% | — | — | — | — |
| 2026-02-12 | 2026年3月期 第3四半期 | -36.5% | +5.1% | +13.2% | +26.7% | — |
| 2025-11-13 | 2026年3月期 第2四半期 | -10.8% | -4.3% | -13.6% | -20.8% | -27.8% |
| 2025-08-07 | 2026年3月期 第1四半期 | +9.0% | -0.2% | -6.2% | -11.2% | -16.3% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | +88.2% | -1.6% | -0.3% | +10.5% | +16.7% |
| 2025-02-12 | 2025年3月期 第3四半期 | +19.5% | -0.4% | +7.2% | -13.6% | -19.3% |
有価証券報告書
2025-06-26 有価証券報告書-第18期(2024/04/01-2025/03/31)