株式会社ポーラ・オルビスホールディングスは、ハイプレステージブランドの「POLA」や、中価格帯スキンケアの「ORBIS」を主軸とする化粧品グループです。独自の委託販売チャネル(ビューティーディレクター)によるカウンセリング販売に強みを持ち、マルチブランド戦略を推進しています。
- 主要製品・サービス: 化粧品(B.A、ホワイトショット、リンクルショット、オルビスユー等)、健康食品、不動産賃貸事業。
- 主要顧客: 一般消費者(国内および中国・アジア圏中心)。
- 競合環境: 国内外の大手化粧品メーカー(資生堂、コーセー、エスティローダー等)と激しく競合。特に中国市場の景気減速や、国内のECシフト・ドラッグストアへの顧客流出が課題となっています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-25 提出)収益性
営業利益率
9.2%
≧10%が優良
ROA
7.9%
≧5%が優良
ROE
5.8%
≧10%が優良
ROIC
6.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-0.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
13.6%
≧10%が優良
EPS成長率
2.0%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は前年並みの1,702億円に留まるも、適切な費用コントロールにより営業利益は156億円(前年比13.6%増)と増益を確保。
- 自己資本比率82.3%という極めて高い財務健全性を背景に、配当性向92.2%という非常に積極的な株主還元を継続。
- 主力ブランド「POLA」の国内再成長に向けた構造改革(希望退職160名規模の実施)を決定しており、2026年度に約14億円の特別損失を計上予定。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2025-12 通期 、2026-02-13 15:31 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 41.5億円 / 予想: 145.0億円
+23.6%
売上高
実績: 413.1億円 / 予想: 1740.0億円
+1.0%
2Q
営業利益
実績: 82.2億円 / 予想: 145.0億円
+12.3%
売上高
実績: 832.5億円 / 予想: 1740.0億円
-0.7%
3Q
営業利益
実績: 119.5億円 / 予想: 145.0億円
+10.5%
売上高
実績: 1250.0億円 / 予想: 1740.0億円
-0.3%
通期
営業利益
実績: 156.9億円 / 予想: 未開示
+13.6%
売上高
実績: 1702.8億円 / 予想: 未開示
-0.0%
3行解説
- 利益面での着実な改善: 売上高は1,702億円(前期比0.0%減)と横ばいながら、適切な費用コントロールにより営業利益は156億円(同13.6%増)と二桁増益を達成。
- 基幹ブランドの苦戦と構造改革: 主力の「POLA」ブランドが国内・海外ともに振るわず、セグメント売上は微減。これを受け、2026年に160名規模の希望退職実施(特別損失14億円見込み)という踏み込んだ構造改革を発表。
- 不動産事業の躍進: 前年に竣工した「ポーラ青山ビルディング」の稼働が寄与し、不動産事業の営業利益が4.2億円(前期比447.4%増)と急拡大し、全体を支える構図。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-13 | 2025年12月期 通期 | +13.6% | -0.5% | -1.7% | -2.0% | — |
| 2025-11-07 | 2025年12月期 第3四半期 | +10.5% | +0.7% | -1.0% | -1.5% | -7.4% |
| 2025-08-06 | 2025年12月期 第2四半期 | +12.3% | -0.4% | -2.6% | -4.9% | -7.4% |
| 2025-05-09 | 2025年12月期 第1四半期 | +23.6% | -2.1% | +3.3% | +1.2% | -6.9% |
| 2025-02-14 | 2024年12月期 通期 | -14.1% | -1.9% | -13.2% | -9.0% | +0.7% |
有価証券報告書
2026-03-25 有価証券報告書-第20期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-27 有価証券報告書-第19期(2024/01/01-2024/12/31)