短信要約
1. 要点(3行)
- 増収減益の着地: 売上高は価格改定と米州の好調で4.2%増となったが、原材料・物流費・人件費の高騰を吸収できず、営業利益は20.3%減、最終利益は33.9%減の大幅減益。
- 機械部門のブレーキ: フィルム部門が堅調な一方、機械部門は東アジアでの大口案件の反動減や米州の投資意欲減退により13.4%減収と振るわず。
- キャッシュフローの悪化: 運転資本の増加により営業CFが前年同期比で約6割減少し、積極的な設備投資と自己株買いの影響で現預金が16.2億円減少。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期第2四半期(累計)の連結業績は以下の通りです。
- 売上高: 159.48億円(前年同期比+4.2%)
- 営業利益: 10.79億円(同-20.3%)
- 経常利益: 11.14億円(同-17.3%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 5.96億円(同-33.9%)
【進捗率と勢い】 通期営業利益計画16.50億円に対する**進捗率は65.4%**に達しています。数値上は順調に見えますが、前年同期の営業利益(13.54億円)からは2割以上も利益水準が低下しており、勢いは明確に鈍化しています。通期予想が前期実績に対して大幅な減益を見込んだ弱気なものであるため、この進捗率をもって「順調」と判断するには、下期のコスト増リスクへの警戒が必要です。
3. セグメント別のモメンタム
- 包装フィルム部門(勢い:維持): 売上高143.56億円(前年同期比6.7%増)。国内では継続的な価格改定が寄与し、海外では米州地域が牽引しました。ただし、利益面ではコスト増の影響を強く受けています。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 159.5億円 | +4.2% | 153.0億円 |
| 営業利益 | 10.8億円 | -20.3% | 13.5億円 |
| 経常利益 | 11.1億円 | -17.3% | 13.5億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 6.0億円 | -33.9% | 9.0億円 |
| 包括利益 | 6.2億円 | -18.7% | 7.7億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 95.21円 | — | 142.87円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 335.9億円 | 342.2億円 |
| 純資産 | 251.7億円 | 251.6億円 |
| 自己資本比率 | 74.9% | 73.5% |
| 自己資本 | 251.7億円 | 251.6億円 |
| 1株当たり純資産 | 4,067.83円 | 3,986.7円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 320.5億円 | +3.9% |
| 営業利益 | 16.5億円 | -30.5% |
| 経常利益 | 17.4億円 | -27.4% |
| 当期純利益 | 12.2億円 | -27.8% |
| 1株当たり当期純利益 | 193.33円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 33円 | 33円 |
| 期末 | 47円 | 37円 予想 |
| 年間合計 | 80円 | 70円 予想 |