短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅増収も大幅減益の着地: 売上高は高付加価値製品の販売増や価格改定で前年同期比17.8%増と伸長したが、営業利益は同69.0%減の1.3億円と急落した。
- 年金資産の評価減が直撃: 減益の主因は、世界的な金融市場の動向に伴う年金資産の時価評価損により、退職給付費用が増加(販管費の増大)した一過性の要因が大きい。
- 通期計画は据え置き: 利益の進捗率は1割に満たない低水準だが、販売単価の上昇やDXによる効率化を背景に、経営陣は通期での利益成長見通しを維持している。
2. 直近の業績と進捗率
2025年12月期 第1四半期の業績は以下の通りです。
- 売上高: 33.13億円(前年同期比 +17.8%)
- 営業利益: 1.30億円(同 -69.0%)
- 経常利益: 1.66億円(同 -61.8%)
- 四半期純利益: 0.75億円(同 -73.8%)
通期計画に対する進捗率と勢い: 通期計画(営業利益14.88億円)に対する進捗率は**8.7%**に留まります。前年同期の進捗率(2024年12月期実績13.53億円に対し、1Q時点で4.21億円のため約31.1%)と比較すると、利益面での勢いは著しく鈍化しています。ただし、売上高の進捗率は21.6%と概ね例年並みを維持しており、本業の「売る力」は衰えていません。
3. セグメント別のモメンタム
同社は潤滑油販売の単一セグメントですが、チャネル別の動向は以下の通りです。
- 消費者向けチャネル(強含み): 高付加価値製品の継続的な投入や、ディーラーへのきめ細やかな施策、eコマースでのSNS活用により、販売数量の維持・拡大を図っています。
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今期累計実績
2025-01 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 33.1億円 | +17.8% | 28.1億円 |
| 営業利益 | 1.3億円 | -69.0% | 4.2億円 |
| 経常利益 | 1.7億円 | -61.8% | 4.3億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 75,000,000円 | -73.8% | 2.9億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 3.29円 | — | 12.59円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-03末 | 2024-12末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 125.4億円 | 134.4億円 |
| 純資産 | 95.5億円 | 100.1億円 |
| 自己資本比率 | 76.2% | 74.5% |
| 自己資本 | 95.5億円 | 100.1億円 |
通期予想
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 153.4億円 | +12.3% |
| 営業利益 | 14.9億円 | +9.9% |
| 経常利益 | 15.7億円 | +11.1% |
| 1株当たり当期純利益 | 43.84円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 19円 | 20円 予想 |
| 期末 | 23円 | 24円 予想 |
| 年間合計 | 42円 | 44円 予想 |