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出光興産

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5019 プライム

出光興産株式会社は、燃料油、基礎化学品、高機能材、電力・再生可能エネルギー、資源の5セグメントを展開する日本屈指のエネルギー・素材企業です。主要製品はガソリン、軽油、ジェット燃料、潤滑油、ポリオレフィン、石炭、電子材料(OLED)など多岐にわたります。国内の燃料油販売で高いシェアを誇る一方、世界的なカーボンニュートラルへのシフトを受け、化石燃料依存からの脱却と「一歩先のエネルギー」への転換を急いでいます。競合他社はENEOSホールディングスやコスモエネルギーホールディングスですが、潤滑油や電子材料などの高機能材分野、および豪州での石炭権益に強みを持っています。

市場ポジション

プライム市場 / 石油・石炭製品

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-19 提出)

収益性

営業利益率

1.8%

≧10%が優良

ROA

3.3%

≧5%が優良

ROE

5.9%

≧10%が優良

ROIC

3.8%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

5.4%

≧10%が優良

営業利益成長率

-53.2%

≧10%が優良

EPS成長率

-51.8%

≧10%が優良

3行解説

  • 業績の急減速: 前期比で売上高は5.4%増(9兆1,902億円)となったものの、石炭市況の下落や海外精製マージンの悪化により、親会社株主に帰属する当期純利益は54.5%減の1,040億円と大幅な減益を記録した。
  • 積極的な株主還元と事業構造変革: 利益減の中でも、総還元性向50%以上の方針に基づき、1,653億円に上る自己株式取得(消却含む)を実施し、次世代燃料(SAF、アンモニア等)への投資を加速させている。
  • 財務リスクの懸念: ベトナムのニソン製油所(NSRP)に係る長期貸付金に対し、当期193億円の貸倒引当金を計上し全額を引当済とするなど、不採算・懸念案件の整理を進める一方、依然として巨額の完工保証リスク(1,102億円)を抱える。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-10 15:30 提出)

進捗

1Q
営業利益
売上高
-18.5%
2Q
営業利益
-73.4%
売上高
-15.5%
3Q
営業利益
-70.2%
売上高
-13.6%

3行解説

  • 原油・石炭市況の下落に伴う在庫評価損や大規模定期修繕費の増加が直撃し、営業利益は前年同期比70.2%減の367億円と極めて厳しい着地。
  • 富士石油(株)の連結子会社化(2025年11月)により資産規模が拡大した一方、有利子負債も増加し、自己資本比率は前期末の36.0%から33.5%へ低下。
  • 高機能材セグメントが海外潤滑油の好調で27.7%増益と健闘しているが、主力事業の減益を補えず、本業の稼ぐ力が大幅に減退している。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-02-10 2026年3月期 第3四半期 -70.2% -0.3% -3.0% +4.6%
2025-11-11 2026年3月期 第2四半期 -73.4% +0.2% +4.5% +5.4% +4.8%
2025-08-08 2026年3月期 第1四半期 -0.4% -5.2% -2.2% -3.8%
2025-05-13 2025年3月期 通期 -53.2% +0.2% -7.9% -6.1% -2.2%
2025-02-12 2025年3月期 第3四半期 -58.0% +0.9% -3.4% +7.8% -8.4%