短信要約
1. 要点(3行)
- ライフサイエンス事業での巨額減損(約1,183億円)とロシア事業譲渡損失(約360億円)により、最終損益は940億円の赤字へ転落する衝撃的な決算。
- 本業の営業利益は1,258億円(前年比2.3%減)を確保。特に電子セグメントがEUVマスクブランクスや液晶ガラスの価格上昇により前年比約3倍と急回復。
- 2025年度は膿を出し切ったことによるV字回復を予想。営業利益1,500億円(19.2%増)を見込み、配当は赤字決算ながらも年間210円を維持する方針。
2. 直近の業績と進捗率
2024年12月期通期の実績は以下の通りです。
- 売上高: 2兆676億円(前期比2.4%増)
- 営業利益: 1,258億円(前期比2.3%減)
- 税引前利益: △501億円(前期は1,228億円の黒字)
- 親会社の所有者に帰属する当期純利益: △940億円(前期は658億円の黒字)
分析: 通期計画(非公表だが市場期待値等)に対し、営業利益ベースでは原燃材料価格の下落が寄与し概ね底堅く着地したものの、税引前損益以降は一過性の構造改革費用が直撃しました。2025年度予想に対する「勢い」としては、電子セグメントの回復が鮮明であり、次期営業利益1,500億円への到達に向けたモメンタムは改善傾向にあります。
3. セグメント別のモメンタム
- 【勢い:電子】: 売上高3,645億円(16.4%増)、営業利益545億円(196.8%増)。EUV露光用フォトマスクブランクスが堅調。液晶ディスプレイ用ガラスも出荷増と価格上昇のダブルメリットを享受。
続きで読める項目(スタンダードプラン以上)
- 🔒 直近の業績と進捗率
- 🔒 セグメント別のモメンタム
- 🔒 予想の修正と背景
- 🔒 キャッシュフローと財務の急変
- 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
- 🔒 懸念点と不確実性
- 🔒 総評
上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-01 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-01 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 20676.0億円 | +2.4% | 20192.5億円 |
| 営業利益 | 1258.3億円 | -2.3% | 1287.8億円 |
来期予想
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 21500.0億円 | +4.0% |
| 営業利益 | 1500.0億円 | +19.2% |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 105円 | 105円 |
| 期末 | 105円 | 105円 |