短信要約
1. 要点(3行)
- 最終損益のV字回復: 前期に計上したロシア事業譲渡損失やライフサイエンス事業の減損(約1,500億円規模)が剥落し、親会社帰属の当期純利益は692億円(前期は940億円の赤字)と大幅に黒字転換した。
- オートモーティブ事業の躍進: 価格転嫁の進展と品種構成の改善、円安効果により、営業利益が前年比110.2%増の293億円と倍増し、連結業績を下支えした。
- 2026年度の強気見通し: 2026年12月期は売上高2.2兆円(前年比6.9%増)、営業利益1,500億円(同17.7%増)を計画。ライフサイエンスの赤字縮小と化学品の回復を見込み、増収増益路線への復帰を鮮明にした。
2. 直近の業績と進捗率
2025年12月期の通期実績は以下の通りです。
- 売上高: 2兆588億円(前年比0.4%減)
- 営業利益: 1,275億円(前年比1.3%増)
- 税引前利益: 1,248億円(前期は501億円の赤字から黒字転換)
- 親会社の所有者に帰属する当期純利益: 692億円(前期は940億円の赤字から黒字転換)
【進捗と勢いの変化】 本決算は通期着地のため、2026年度計画に対する勢いを見ると、営業利益は1,500億円を目指す意欲的な目標となっています。2025年度は電子や化学品が苦戦したものの、オートモーティブの劇的な回復(利益率2.8%→5.6%へ倍増)が全体のモメンタムを維持しました。
3. セグメント別のモメンタム
- 【勢い:強】オートモーティブ: 売上高5,206億円(4.4%増)、営業利益293億円(110.2%増)。全地域での価格施策と高付加価値品へのシフトが奏功し、最重要の回復セグメントとなっています。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 20588.3億円 | -0.4% | 20676.0億円 |
| 営業利益 | 1274.7億円 | +1.3% | 1258.3億円 |
来期予想
2026-01 〜 2026-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 22000.0億円 | +6.9% |
| 営業利益 | 1500.0億円 | +17.7% |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 105円 | 105円 |
| 期末 | 105円 | 105円 |