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太平洋セメント 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 大幅増益の着地と強気の増配予想: 2025年3月期は国内販売価格の改善や減価償却方法の変更により、営業利益が前年比37.7%増の777億円と大幅増益。2026年3月期の年間配当は前期比20円増の「100円」を計画し、株主還元姿勢を鮮明化。
  • セグメント間の明暗: 主力のセメント事業が価格転嫁の浸透で大幅増益を牽引する一方、建材・建築土木事業は地盤改良工事やALC販売の不振により減益となり、足元の内需の弱さが課題。
  • 継続的な価格改定による収益性維持: 2025年4月出荷分より「2,000円/トン以上」の追加価格改定を表明。原材料・エネルギー価格の高騰や物流コスト増に対し、能動的なマージン確保に動く姿勢がポジティブ。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の通期実績は以下の通りです。

  • 売上高: 8,962億95百万円(前年同期比 1.1%増)
  • 営業利益: 777億50百万円(同 37.7%増)
  • 経常利益: 753億74百万円(同 26.7%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 574億28百万円(同 32.7%増)

分析: 売上高は微増に留まりましたが、各段階利益は3割前後の高い伸びを示しました。期初計画(営業利益720億円)に対する達成率は108%と計画を上振れて着地しています。特筆すべきは、有形固定資産の減価償却方法を定率法から定額法に変更したことで、営業利益を74億64百万円押し上げている点です。この会計上の変更を除いても、実質ベースで増益基調を維持しています。

3. セグメント別のモメンタム

  • セメント事業(勢い:強)

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 8963.0億円 +1.1% 8862.8億円
営業利益 777.5億円 +37.7% 564.7億円
経常利益 753.7億円 +26.7% 594.7億円
当期純利益(親会社帰属) 574.3億円 +32.7% 432.7億円
包括利益 1042.5億円 +29.5% 805.2億円
1株当たり当期純利益 502.48円 371.09円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 14237.0億円 13382.5億円
純資産 6761.2億円 5963.9億円
自己資本比率 45.1% 42.1%
自己資本 6416.7億円 5632.1億円
1株当たり純資産 5,758.84円 4,872.94円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 9.5% 8.2%
ROA(総資産経常利益率) 5.5% 4.6%
売上高営業利益率 8.7% 6.4%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 1178.7億円 1405.4億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -1065.3億円 -821.4億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -206.1億円 -594.8億円
期末現金及び現金同等物残高 653.4億円 711.5億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 9500.0億円 +6.0%
営業利益 850.0億円 +9.3%
経常利益 830.0億円 +10.1%
当期純利益 600.0億円 +4.5%
1株当たり当期純利益 538.49円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 35円 40円
期末 35円 40円
配当性向:当期 15.9% / 前期 18.9% 純資産配当率:当期 1.5% / 前期 1.5%