短信要約
1. 要点(3行)
- 国内需要低迷による下方修正: 人手不足や建設コスト高騰に伴う工期遅延・需要減少が響き、通期の売上・営業利益・純利益の予想をすべて下方修正した。
- 米国の大型買収による攻めの姿勢: 米Vulcan社の生コン事業を約7.12億ドル(約1,068億円)で買収することを発表し、成長市場である米国西海岸への集中投資を鮮明にした。
- 利益率の悪化とコスト転嫁の遅れ: セメント事業において販売単価の引き上げを進めるものの、販売数量の減少と物流費・人件費の増加が利益を圧迫する苦しい展開。
2. 直近の業績と進捗率
当中間期(第2四半期累計)の連結業績は、売上高4,381億円(前年同期比1.2%減)、営業利益328億円(同9.7%減)、親会社株主に帰属する中間純利益244億円(同18.9%減)と、減収減益の着地となった。
- 通期計画に対する進捗率(修正後予想ベース):
- 売上高:48.3%
- 営業利益:46.9%
- 経常利益:48.4%
- 中間純利益:54.4%
- 勢いの変化: 前年同期の営業利益進捗率は約46.8%(旧計画比)であったが、今期は当初計画比では38.6%にとどまり、期初想定を下回るペースで推移している。国内のセメント販売数量が前年同期比8.3%減と大きく落ち込んだことが主因である。
3. セグメント別のモメンタム
- セメント事業(減速): 売上高3,267億円(前年比77億円減)、営業利益211億円(同51億円減)。国内需要の減退に加え、米国西海岸でも天候不良や住宅需要の減速により販売数量が微減した。ベトナムやフィリピンは回復傾向にあるが、主力市場の不振を補いきれていない。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4381.4億円 | -1.2% | 4436.8億円 |
| 営業利益 | 328.5億円 | -9.7% | 363.9億円 |
| 経常利益 | 329.5億円 | -6.9% | 353.7億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 244.8億円 | -18.9% | 301.9億円 |
| 包括利益 | 15.8億円 | -97.8% | 711.1億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 219.68円 | — | 261.22円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 14338.6億円 | 14237.0億円 |
| 純資産 | 6695.0億円 | 6761.2億円 |
| 自己資本比率 | 44.6% | 45.1% |
| 自己資本 | 6396.7億円 | 6416.7億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 9060.0億円 | +1.1% |
| 営業利益 | 700.0億円 | -10.0% |
| 経常利益 | 680.0億円 | -9.8% |
| 当期純利益 | 450.0億円 | -21.6% |
| 1株当たり当期純利益 | 403.75円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 40円 | 50円 |
| 期末 | 40円 | 50円 予想 |
| 年間合計 | 80円 | 100円 予想 |