日本ナレッジ株式会社(E38474)は、ソフトウェアの「検証事業」と「開発事業」を両輪で展開するITサービス企業です。
- 事業内容: ソフトウェアテストの計画・実行・自動化を行う検証事業(売上高の約7割)と、ERPパッケージ(大塚商会のSMILEシリーズ等)のカスタマイズや自社セキュリティ製品の販売を行う開発事業を展開。
- 主要製品・サービス: テスト自動化サービス、業種テンプレート(PowerSteel等)、ログ管理製品「DEFESA」。
- 主要顧客: 株式会社大塚商会グループへの売上依存度が32.6%と非常に高く、同社は筆頭株主でもあります。
- 競合環境: ソフトウェアテスト専門会社やSIerと競合しますが、開発経験を活かした「テスト自動化設計力」と、特定の業種(鋼材・建材)に特化した開発ノウハウで差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
2.4%
≧10%が優良
ROA
4.7%
≧5%が優良
ROE
7.5%
≧10%が優良
ROIC
4.5%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
1.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
-60.4%
≧10%が優良
EPS成長率
-59.0%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は41.5億円(前期比1.9%増)と微増し、創立以来の最高額を更新したが、積極的な人件費投資により純利益は0.8億円(同59.0%減)と大幅な減益。
- 検証事業は安定成長を維持しているが、開発事業が投資局面により大幅なセグメント減益となり、連結全体の利益を押し下げた。
- 自己資本比率は53.6%と健全性を維持し、配当も20円を維持したが、ROEは7.5%(前期20.4%)へ急低下しており、投資効率の回復が急務。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-13 15:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.2億円 / 予想: 1.0億円
+37.8%
売上高
実績: 10.6億円 / 予想: 46.0億円
+7.1%
2Q
営業利益
実績: -0.3億円 / 予想: 1.0億円
-25.9%
売上高
実績: 21.3億円 / 予想: 46.0億円
+7.4%
3Q
営業利益
実績: -0.3億円 / 予想: 0.9億円
—
売上高
実績: 33.1億円 / 予想: 46.9億円
—
3行解説
- 連結決算への移行と赤字着地: 株式会社アルテックスの買収に伴い今期から連結決算を開始。第3四半期累計(3Q)は、買収関連費用やのれん償却、積極的な人材投資が重なり、3,193万円の営業赤字となった。
- 強気な株主還元姿勢: 足元の利益は赤字であるものの、創業40周年の記念配当(3円)を加え、期末配当予想を7円から10円(株式分割後)へ増配。経営陣の先行きに対する自信と還元意欲が鮮明。
- 第4四半期への高いハードル: 通期計画の営業利益9,200万円達成には、第4四半期単独で約1.2億円の利益を稼ぎ出す必要があり、M&Aシナジーの早期発現と季節的な案件検収の集中が鍵となる。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-02-13 2026-03 第3四半期 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-11-14 2026-03 第2四半期 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)
短信
2025-08-14 2026-03 第1四半期 2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
有報
2025-06-26 2025-03 期末 有価証券報告書-第40期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-15 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
短信
2025-02-14 2025-03 第3四半期 2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)