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北越メタル 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 減収増益の「マージン改善」決算: 建設業界の人手不足等で販売数量は減少(売上高9.7%減)したが、主原料の鉄スクラップ安と価格転嫁によりメタルスプレッド(利幅)が拡大し、営業利益は26.4%増の6.68億円と大幅増益を達成。
  • 財務体質の強化と増配: 自己資本比率が前年末の59.0%から66.7%へ大きく向上。これに伴い、当期の年間配当は前期比10円増の45円(配当性向30.3%)へと増配を決定した。
  • 慎重すぎる来期予想と減配リスク: 2026年3月期の通期予想は、鋼材需要の回復遅れや米国の通商政策リスクを背景に、営業利益25.2%減、年間配当30円への減配という極めて保守的なガイダンスを提示。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 287.29億円(前期比9.7%減)
  • 営業利益: 6.68億円(前期比26.4%増)
  • 経常利益: 7.96億円(前期比21.3%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 5.72億円(前期比22.3%増)

【進捗と勢いの変化】 本決算は通期実績であるため進捗率は100%ですが、前期(2024年3月期)の営業利益49.2%減という落ち込みから一転し、大幅な増益に転じました。売上高は右肩下がりであるものの、原材料安を利益に取り込む「収益構造の改善」が見て取れます。

3. セグメント別のモメンタム

同社は「鉄鋼事業」の単一セグメントですが、内訳の勢いは以下の通りです。

  • 勢い(利益面): 主原料である鉄スクラップ価格の下落基調に対し、製品価格の維持および物流費・人件費の価格転嫁が奏功。メタルスプレッドの拡大が利益を押し上げる強いモメンタムとなりました。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 287.3億円 -9.7% 318.2億円
営業利益 6.7億円 +26.4% 5.3億円
経常利益 8.0億円 +21.3% 6.6億円
当期純利益(親会社帰属) 5.7億円 +22.3% 4.7億円
包括利益 8.8億円 +0.3% 8.8億円
1株当たり当期純利益 148.61円 121.64円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 266.9億円 287.6億円
純資産 177.9億円 169.7億円
自己資本比率 66.7% 59.0%
自己資本 177.9億円 169.7億円
1株当たり純資産 4,620.53円 4,409.15円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 3.3% 2.8%
ROA(総資産経常利益率) 2.9% 2.3%
売上高営業利益率 2.3% 1.7%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 16.2億円 20.3億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -10.3億円 -11.3億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -11.2億円 -3.8億円
期末現金及び現金同等物残高 22.4億円 27.7億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 260.0億円 -9.5%
営業利益 5.0億円 -25.2%
経常利益 6.0億円 -24.7%
当期純利益 3.5億円 -38.8%
1株当たり当期純利益 90.91円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 30円 10円
期末 5円 35円
配当性向:当期 30.3% / 前期 28.8% 純資産配当率:当期 1.0% / 前期 0.8%