短信要約
1. 要点(3行)
- 利益面での大幅な失速: 第1四半期(Q1)の営業利益は前年同期比41.0%減、経常利益は同83.5%減となり、親会社株主に帰属する四半期純損益は1.15億円の赤字に転落した。
- 主要需要先の不振: 主力の建設機械業界の需要低迷が響き「特殊鋼鋼材」が苦戦。為替変動に伴う海外子会社の評価損計上も、経常利益を大きく押し下げる要因となった。
- 「精密ばね」の健闘: 全体的に厳しい中で、戦略事業である精密ばね事業は増益を確保。インドネシア海外事業の数量増や、コスト改善が数少ない明るい材料となっている。
2. 直近の業績と進捗率
Q1の実績は以下の通りです。
- 売上高: 381.13億円(前年同期比6.1%減)
- 営業利益: 7.93億円(同41.0%減)
- 経常利益: 2.04億円(同83.5%減)
- 四半期純利益: △1.15億円(前年同期は1.47億円の黒字)
通期計画(営業利益74億円)に対する進捗率:
- 営業利益進捗率: 10.7%(前年同期の進捗率20.5%に対し、大幅に遅延)
- 経常利益進捗率: 3.6%(前年同期の進捗率25.6%に対し、極めて低い水準) 売上高の進捗は24.0%と概ね例年通りですが、利益面では前年同期に比べ勢いが著しく低下しており、通期計画達成には下期以降の急激な回復が不可欠な状況です。
3. セグメント別のモメンタム
- ばね事業【勢い:維持】: 売上高177.12億円(2.3%減)ながら、営業利益は8.16億円(40.7%増)と好調。精密ばねおよび国内ばねの数量増が収益に寄与しています。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 381.1億円 | -6.1% | 405.7億円 |
| 営業利益 | 7.9億円 | -41.0% | 13.4億円 |
| 経常利益 | 2.0億円 | -83.5% | 12.4億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -1.1億円 | — | 1.5億円 |
| 包括利益 | -9.3億円 | — | 7.0億円 |
| 1株当たり当期純利益 | -7.61円 | — | 9.68円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1358.9億円 | 1386.7億円 |
| 純資産 | 483.9億円 | 498.5億円 |
| 自己資本比率 | 30.5% | 30.8% |
| 自己資本 | 413.8億円 | 426.4億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 1590.0億円 | -0.4% |
| 営業利益 | 74.0億円 | +12.7% |
| 経常利益 | 57.0億円 | +17.4% |
| 当期純利益 | 30.0億円 | +26.9% |
| 1株当たり当期純利益 | 198.41円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 30円 | 40円 予想 |
| 期末 | 34円 | 40円 予想 |
| 年間合計 | 64円 | 80円 予想 |