短信要約
1. 要点(3行)
- 業績は減収減益も、受注面で「次世代燃料船」向けが爆発: 売上高は前年同期比4.4%減、営業利益は21.7%減と足元は苦戦しているが、受注高は31.1%増、受注残高は48.9%増(1,106億円)と急膨張している。
- 製品ミックスの変化による採算低下: 舶用主機関で採算の良い大型機関やメンテナンスが堅調な一方、単価の低い中小型機関の構成比が上昇し、陸用機関の赤字転落も利益を押し下げた。
- 将来に向けた先行投資が加速: 次世代燃料対応機関の生産体制構築のため、姫路工場の増設等により有形固定資産が44億円増加。目先の利益よりも将来の受注消化に向けた体制整備を優先している。
2. 直近の業績と進捗率
今第3四半期(累計)の着地は以下の通りです。
- 売上高: 611.82億円(前年同期比4.4%減)
- 営業利益: 45.66億円(同21.7%減)
- 経常利益: 48.59億円(同20.4%減)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 37.01億円(同14.1%減)
通期計画(売上高850億円、営業利益63億円)に対する進捗率:
- 売上高: 72.0%(前年同期の進捗は約72.0%と同水準)
- 営業利益: 72.5%(前年同期は通期実績不明ながら、進捗としては概ね標準的)
- 純利益: 78.7% 通期計画に対する進捗は順調であり、特に純利益ベースでは計画を上回るペースで推移しています。ただし、前年同期の勢い(営業益173%増)と比較すると、足元は一服感が強い状況です。
3. セグメント別のモメンタム
- 舶用機関関連(勢い:受注○、売上△): メンテナンス販売は堅調ですが、新造船向けで中小型機関の構成比が上がり、平均売価が低下したことで、売上高は4.0%減、セグメント利益は3.1%減となりました。一方で、大型機関およびデュアルフューエル(DF)機関の受注が大幅に伸長しており、将来のモメンタムは非常に強力です。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 611.8億円 | -4.4% | 639.8億円 |
| 営業利益 | 45.7億円 | -21.7% | 58.3億円 |
| 経常利益 | 48.6億円 | -20.4% | 61.1億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 37.0億円 | -14.1% | 43.1億円 |
| 包括利益 | 37.7億円 | -15.1% | 44.4億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 145.62円 | — | 135.99円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1018.5億円 | 961.1億円 |
| 純資産 | 464.8億円 | 442.1億円 |
| 自己資本比率 | 45.6% | 45.9% |
| 自己資本 | 464.2億円 | 441.5億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 850.0億円 | -4.3% |
| 営業利益 | 63.0億円 | -17.5% |
| 経常利益 | 64.0億円 | -15.8% |
| 当期純利益 | 47.0億円 | -17.8% |
| 1株当たり当期純利益 | 184.94円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 62円 | 62円 予想 |
| 年間合計 | 62円 | 62円 予想 |