M&Aキャピタルパートナーズ株式会社(以下、MACP)は、主に国内の中堅・中小企業を対象としたM&A仲介およびアドバイザリー業務を主軸とする企業です。
- 主要サービス:事業承継や企業価値向上を目的としたM&A仲介、上場企業のTOB(株式公開買付)やカーブアウト(事業分離)の支援。子会社の㈱レコフデータを通じてM&Aデータベース「MARR Pro」やメディア「MARR」も運営しています。
- 主要顧客:国内の未上場オーナー企業。近年は手数料総額1億円超の大型案件に強みを持っています。
- 競合環境:大手金融機関や異業種からの新規参入が相次ぎ、獲得競争が激化しています。特に「中小M&Aガイドライン」の策定など、業界の健全化とサービス品質の差別化が求められる環境にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-09 期末、2025-12-24 提出)収益性
営業利益率
31.7%
≧10%が優良
ROA
13.3%
≧5%が優良
ROE
12.2%
≧10%が優良
ROIC
10.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
17.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
9.7%
≧10%が優良
EPS成長率
12.4%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年9月期の連結売上高は前年比17.1%増の224.48億円と過去最高を更新し、大型案件の成約数(44件→62件)が業績を強力に牽引した。
- 子会社レコフの業績不振に伴い8.23億円の減損損失を計上したが、親会社単体の営業利益率は38.8%と極めて高く、連結自己資本比率も77.6%と財務基盤は盤石。
- 営業キャッシュ・フローは95.31億円と純利益(50.70億円)を大幅に上回っており、現預金および定期預金で約462億円を保有する極めて高いキャッシュ創出・保有能力が確認できる。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-09 第2四半期 、2026-04-30 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 22.1億円 / 予想: 102.8億円
-35.6%
売上高
実績: 58.8億円 / 予想: 269.9億円
-19.7%
2Q
営業利益
実績: 52.0億円 / 予想: 102.8億円
+20.1%
売上高
実績: 134.5億円 / 予想: 269.9億円
+17.3%
3行解説
- 売上高は前年同期比17.3%増の134.47億円、営業利益は同20.1%増の52.00億円と、増収増益の堅調な決算。
- 成約件数がグループ全体で138件(前年同期比24件増)と大幅に伸長し、特に単価1億円未満の案件が106件(同23件増)と勢いを見せた。
- 前年同期の大型案件集中という一過性要因を除いても、実力値で高水準の成約単価を維持しており、通期計画に対する進捗も概ね50%と順調。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-30 | 2026年9月期 第2四半期 | +20.1% | +0.1% | +2.5% | — | — |
| 2026-01-30 | 2026年9月期 第1四半期 | -35.6% | +0.5% | +5.5% | +10.3% | -5.0% |
| 2025-12-24 | 2025年9月期 通期 | +9.7% | -0.6% | -3.4% | -4.7% | -10.0% |
| 2025-10-30 | 2025年9月期 通期 | +21.9% | +0.3% | -3.4% | +4.0% | +2.7% |
| 2025-07-30 | 2025年9月期 第3四半期 | +95.2% | +1.2% | -2.5% | +1.0% | -0.6% |
| 2025-04-30 | 2025年9月期 第2四半期 | +154.3% | -2.6% | -3.2% | -7.8% | -0.4% |
| 2025-01-30 | 2025年9月期 第1四半期 | +466.0% | -2.2% | +13.3% | +12.9% | +10.3% |
有価証券報告書
2025-12-24 有価証券報告書-第20期(2024/10/01-2025/09/30)