株式会社ウエスコホールディングスは、中国・近畿地方を地盤とする総合建設コンサルタント事業を中核とする持株会社である。
- 事業内容: 建設コンサルタント(道路、河川、橋梁設計等)、スポーツ施設運営(フィットネスジム)、水族館運営(「atoa」「四国水族館」の管理・運営)、および印刷・不動産事業を展開。
- 主要顧客: 売上高の約8割を占める総合建設コンサルタント事業において、受注高の約9割が官公庁(国土交通省、地方自治体等)である。
- 競合環境: 建設コンサルタント業界内での入札・総合評価方式による価格・技術競争が激化。スポーツ施設では24時間型ジムとの競合、水族館ではレジャー需要の変動リスクに晒されている。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-07 期末、2025-10-27 提出)収益性
営業利益率
6.1%
≧10%が優良
ROA
4.7%
≧5%が優良
ROE
4.8%
≧10%が優良
ROIC
4.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
2.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
4.8%
≧10%が優良
EPS成長率
7.2%
≧10%が優良
3行解説
- 主力の総合建設コンサルタント事業が国土強靱化策を背景に堅調で、連結売上高161.1億円(前期比2.5%増)、営業利益9.8億円(同4.8%増)と増収増益を達成。
- 水族館運営事業は来館者数が前期比12.9%減と苦戦しているが、高水準の自己資本比率76.5%と無借金経営による極めて強固な財務基盤を維持。
- 配当を1株24円へ増配(前期22円)し、DOE(株主資本配当率)を意識した還元姿勢を強化。機動的な自社株買いと消却も継続しており、株主重視の姿勢が鮮明。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-07 第2四半期 、2026-03-12 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.0億円 / 予想: 10.5億円
-41.2%
売上高
実績: 40.9億円 / 予想: 164.0億円
+4.5%
2Q
営業利益
実績: 4.4億円 / 予想: 10.5億円
-8.1%
売上高
実績: 86.5億円 / 予想: 164.0億円
+5.0%
3行解説
- 増収減益も受注は堅調: 売上高は前年同期比5.0%増の86.5億円と堅調に推移したが、原価先行や特別奨励金の計上により営業利益は同8.2%減の4.4億円に留まった。
- 特財による純利益の押し上げ: 旧社屋等の売却に伴う固定資産売却益1.5億円を特別利益に計上したことで、中間純利益は同30.3%増の5.1億円と大幅な増益を達成した。
- 主力事業の受注残が積み上がり: 中核の総合建設コンサルタント事業において受注高が前年同期比8.6%増と伸長し、受注残高も63.7億円(同3.7%増)と次期以降の収益源を確保している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-12 | 2026年7月期 第2四半期 | -8.1% | +0.4% | -3.7% | — | — |
| 2025-12-12 | 2026年7月期 第1四半期 | -41.2% | -0.7% | -0.5% | -3.6% | -12.6% |
| 2025-09-12 | 2025年7月期 通期 | +4.8% | -0.3% | +16.1% | +2.4% | -1.1% |
| 2025-06-12 | 2025年7月期 第3四半期 | +21.0% | +0.3% | +2.3% | -1.5% | -10.4% |
| 2025-03-13 | 2025年7月期 第2四半期 | +38.6% | -0.3% | -2.8% | +8.9% | +1.7% |
有価証券報告書
2025-10-27 有価証券報告書-第12期(2024/08/01-2025/07/31)