旭ダイヤモンド工業 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 半導体関連が牽引し大幅増益: 2025年3月期は、AI向け先端半導体用工具や電子部品需要の回復により、営業利益が23.11億円(前年比51.4%増)と急伸した。
  • キャッシュフローの劇的改善: 営業活動によるCFが57.65億円(前年同期の約2倍)へ拡大し、積極的な設備投資をこなしつつ現預金残高を積み増した。
  • 26年3月期は「踊り場」の予想: 増収を見込む一方、世界的なEV販売鈍化やコスト増を背景に、営業利益は23億円(前年比0.5%減)と保守的な計画を提示。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 410.06億円(前年比6.1%増)
  • 営業利益: 23.11億円(前年比51.4%増)
  • 経常利益: 30.70億円(前年比27.5%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 24.93億円(前年比18.2%増)

【進捗と勢いの変化】 通期実績は、期初予想を上回るペースで着地しました。特に営業利益の伸び率(51.4%増)が売上の伸び(6.1%増)を大きく上回っており、高付加価値製品へのシフトや価格改定の効果による収益性の改善が顕著です。ただし、次期(2026年3月期)の第2四半期累計(上期)の営業利益予想は6億円(通期計画の26%)に留まっており、足元では慎重な見方に転じています。

3. セグメント別のモメンタム

  • 電子・半導体業界(勢い:強): 売上高166.67億円(前年比13.5%増)。AI向け先端半導体加工用工具や、メモリー市場の回復が追い風となりました。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 410.1億円 +6.1% 386.5億円
営業利益 23.1億円 +51.4% 15.3億円
経常利益 30.7億円 +27.5% 24.1億円
当期純利益(親会社帰属) 24.9億円 +18.2% 21.1億円
包括利益 13.8億円 -69.4% 45.3億円
1株当たり当期純利益 48.36円 40.57円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 763.5億円 739.0億円
純資産 635.8億円 639.9億円
自己資本比率 80.7% 84.2%
自己資本 616.5億円 622.4億円
1株当たり純資産 1,200.54円 1,207.32円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 4.0% 3.4%
ROA(総資産経常利益率) 4.1% 3.3%
売上高営業利益率 5.6% 4.0%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 57.6億円 28.4億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -38.2億円 -35.0億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -2.1億円 -31.2億円
期末現金及び現金同等物残高 148.1億円 128.2億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 425.0億円 +3.6%
営業利益 23.0億円 -0.5%
経常利益 26.0億円 -15.3%
当期純利益 22.0億円 -11.8%
1株当たり当期純利益 42.84円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 15円 15円
期末 15円 15円
配当性向:当期 62.0% / 前期 73.9% 純資産配当率:当期 2.5% / 前期 2.6%