株式会社島精機製作所は、コンピュータ横編機で世界シェア首位を誇るグローバル企業です。
- 事業内容: 横編機事業、デザインシステム関連事業、手袋靴下編機事業、およびホテル業等のその他事業を展開。
- 主要製品: 無縫製ニット「ホールガーメント」横編機、デザインシステム「SDS-ONE APEX」、自動裁断機「P-CAM」。
- 主要顧客: 世界各国のニット製品メーカー、アパレルブランド。海外売上高比率は約80%に達します。
- 競合環境: 中国メーカー等の台頭によりシェア争いが激化。また、原材料費の高騰や為替変動、主要市場(中国、欧州、中東)の景気減衰の影響を強く受ける環境にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-27 提出)収益性
営業利益率
-36.6%
≧10%が優良
ROA
-11.5%
≧5%が優良
ROE
-16.8%
≧10%が優良
ROIC
-9.5%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-9.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
-2870.7%
≧10%が優良
EPS成長率
-1485.5%
≧10%が優良
3行解説
- 業績悪化: 売上高は前期比9.4%減の325億円に止まり、在庫評価損や貸倒引当金の巨額計上により142億円の最終赤字に転落。
- 資産の不透明感: 破産更生債権等が113億円(前年末24億円)へ急増し、貸倒引当金総額が110億円に達するなど、売上債権の回収リスクが深刻化。
- 強気な株主還元: 巨額赤字の一方で自己資本比率78.2%の財務余力を背景に、15億円を上限とする自社株買いを決定し、株価下支えを図る。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-08 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 3.1億円 / 予想: 15.0億円
—
売上高
実績: 105.2億円 / 予想: 445.0億円
+30.5%
2Q
営業利益
実績: -0.8億円 / 予想: 15.0億円
+95.9%
売上高
実績: 180.9億円 / 予想: 445.0億円
+22.5%
3Q
営業利益
実績: -10.6億円 / 予想: -13.0億円
+89.2%
売上高
実績: 242.6億円 / 予想: 330.0億円
+11.0%
通期
営業利益
実績: -17.2億円 / 予想: 未開示
+85.6%
売上高
実績: 335.1億円 / 予想: 未開示
+3.0%
3行解説
- 大幅な損益改善と最終黒字化: 前期の142.75億円の巨額赤字から、当期は親会社株主に帰属する当期純利益8.56億円と、3期ぶりの黒字転換を達成。
- 地域別の明暗と製品遅延: バングラデシュの回復や欧州の高級ブランド向けが好調な一方、中国市場では新機種の投入遅延により販売計画を下回る結果となった。
- 次期の大幅増収計画: 2027年3月期は売上高410億円(22.4%増)を見込み、営業利益の黒字化(3億円)を含むV字回復の継続を掲げている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-08 | 2026年3月期 通期 | +85.6% | -0.1% | — | — | — |
| 2026-01-30 | 2026年3月期 第3四半期 | +89.2% | -0.8% | -9.8% | -11.1% | -11.3% |
| 2025-10-31 | 2026年3月期 第2四半期 | +95.9% | -3.9% | -4.1% | -4.0% | -4.7% |
| 2025-07-31 | 2026年3月期 第1四半期 | — | +0.6% | +3.9% | -3.5% | -6.2% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | — | +0.5% | +0.4% | -9.0% | +7.1% |
| 2025-01-31 | 2025年3月期 第3四半期 | — | -3.7% | -9.7% | -8.5% | -11.5% |
有価証券報告書
2025-06-27 有価証券報告書-第64期(2024/04/01-2025/03/31)