短信要約
1. 要点(3行)
- 過去最大級の巨額赤字: 売上高が前年比16.8%減の218.6億円に落ち込み、営業損益は前年の黒字から97.9億円の巨額赤字へと転落した。
- 三重苦の直撃: 主力市場バングラデシュの政情不安、欧州の景気減速・暖冬、中国の回復遅れに加え、棚卸資産の評価方法変更(17.3億円の損失要因)と貸倒引当金の積み増しが利益を圧迫した。
- 通期予想の下方修正: 未定としていた通期予想を公表したが、最終損益は133億円の赤字見通し。配当は維持(年間10円)するものの、財務の健全性に影を落とす内容となった。
2. 直近の業績と進捗率
- 売上高: 218.6億円(前年同期比16.8%減)
- 営業利益: △97.9億円(前年同期は7.5億円の黒字)
- 経常利益: △95.2億円(前年同期は11.9億円の黒字)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: △112.8億円(前年同期は9.8億円の黒字)
- 進捗率: 公表された通期計画(売上高320億円、営業損失114億円)に対し、売上高は68.3%。例年の第3四半期実績と比較しても進捗は鈍く、利益面ではすでに通期赤字見通しの大部分を計上している状況。前年同期の勢いからは完全に失速している。
3. セグメント別のモメンタム
- 横編機事業(減速): 売上高147.6億円(20.9%減)。バングラデシュのデモによる操業停止、イタリアの暖冬による設備投資意欲減退、中東トルコの受注低迷と、主要市場が総崩れの状態。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 218.6億円 | -16.8% | 262.8億円 |
| 営業利益 | -97.9億円 | — | 7.6億円 |
| 経常利益 | -95.2億円 | — | 12.0億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -112.8億円 | — | 9.8億円 |
| 包括利益 | -90.0億円 | — | 33.8億円 |
| 1株当たり当期純利益 | -326.82円 | — | 28.55円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | 28.54円 |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1033.8億円 | 1078.0億円 |
| 純資産 | 825.9億円 | 919.3億円 |
| 自己資本比率 | 79.8% | 85.2% |
| 自己資本 | 825.5億円 | 918.9億円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 320.0億円 | -10.9% |
| 営業利益 | -114.0億円 | — |
| 経常利益 | -112.0億円 | — |
| 当期純利益 | -133.0億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | -385.3円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 5円 | 5円 |
| 期末 | 5円 | 5円 予想 |
| 年間合計 | 10円 | 10円 予想 |