ゲームカードホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 増収減益の着地: 2025年3月期は新紙幣改刷特需で売上高379億円(前年比4.6%増)を確保した一方、利益率の低い機器販売の比重が高まり、営業利益は90億円(同14.3%減)と二桁減益。
  • 次期予想は大幅な「特需剥落」を露呈: 2026年3月期の通期予想は、改刷需要の一服により売上高280億円(26.2%減)、営業利益50億円(44.5%減)と非常に厳しい減収減益を見込む。
  • 配当の維持と株主還元姿勢: 利益成長が鈍化する中でも、前期実績100円の配当を次期も維持する方針。配当性向は40.1%まで上昇する見込みで、還元による株価下支えを意識。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 379億4,600万円(前期比4.6%増)
  • 営業利益: 90億1,600万円(同14.3%減)
  • 経常利益: 93億8,800万円(同12.9%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 65億8,600万円(同12.8%減)

進捗と勢いの変化: 本決算は通期実績であり、前年同期(2024年3月期)の売上高67.3%増、営業利益135.7%増という爆発的な成長フェーズから、利益成長がマイナスに転じる「踊り場」の局面に入ったことが鮮明となりました。特に営業利益率は前年度の29.0%から23.8%へと5.2ポイント低下しており、収益性の悪化が見られます。

3. セグメント別のモメンタム

同社はパチンコプリペイドカード関連事業の単一セグメントですが、内訳として以下の動きが見られます。

  • 勢い(ポジティブ): スマートパチスロが市場シェア約5割を超えるまで普及し、2024年7月の新紙幣改刷に伴う設備更新需要がトップラインを押し上げました。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 379.5億円 +4.6% 362.9億円
営業利益 90.2億円 -14.3% 105.2億円
経常利益 93.9億円 -12.9% 107.7億円
当期純利益(親会社帰属) 65.9億円 -12.8% 75.5億円
包括利益 68.6億円 -13.9% 79.6億円
1株当たり当期純利益 456.96円 527.77円
希薄化後1株当たり純利益 456.92円 526.53円

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 670.1億円 655.7億円
純資産 586.0億円 543.8億円
自己資本比率 87.4% 82.9%
自己資本 586.0億円 543.4億円
1株当たり純資産 4,178.9円 3,709.68円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 11.7% 15.0%
ROA(総資産経常利益率) 14.2% 17.9%
売上高営業利益率 23.8% 29.0%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 68.0億円 62.0億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -40.5億円 -13.9億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -26.9億円 3.2億円
期末現金及び現金同等物残高 223.0億円 222.3億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 280.0億円 -26.2%
営業利益 50.0億円 -44.5%
経常利益 50.0億円 -46.7%
当期純利益 35.0億円 -46.9%
1株当たり当期純利益 249.59円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 22.5円 50円
期末 37.5円 50円
配当性向:当期 21.9% / 前期 11.4% 純資産配当率:当期 2.5% / 前期 1.7%