短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅な減収減益も、通期計画に対する利益進捗は極めて良好: 売上高は前年同期比33.2%減、純利益は47.3%減と大幅に落ち込んだが、これは前期のスマート遊技機特需の反動によるもの。
- 経常利益は第3四半期時点で通期予想を超過: 通期計画に対し営業利益で97.6%、経常利益では105.9%に達しており、会社側の当初予想が極めて保守的であったことが露呈。
- 財務健全性と投資戦略の強化: 自己資本比率90.3%と盤石な財務を維持しつつ、現金や供託金を投資有価証券(約60億円増加)へ振り向けるなど、資産運用の最適化を推進。
2. 直近の業績と進捗率
当第3四半期の累計実績は、売上高213.20億円(前年同期比33.2%減)、営業利益48.79億円(同42.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益32.39億円(同47.3%減)となりました。 通期計画に対する進捗率は以下の通りです。
- 売上高: 76.1%(前年同期:319.15億円に対し、今期は213.20億円と勢いは鈍化)
- 営業利益: 97.6%(通期予想50億円に対し48.79億円)
- 経常利益: 105.9%(通期予想50億円に対し52.94億円。既に通期目標を達成)
- 純利益: 92.5%(通期予想35億円に対し32.39億円)
前年同期はスマート遊技機の普及初期で爆発的な需要がありましたが、今期はその一巡により勢いは減速しています。しかし、利益面では第3四半期でほぼ通期目標を達成しており、業績の上振れ期待が非常に強い着地です。
3. セグメント別のモメンタム
同社は「パチンコプリペイドカードシステム関連事業」の単一セグメントですが、事業環境には「減速」が見られます。
- 勢い(減速): スマート遊技機の普及は着実に進んでいるものの、パチンコホール側の人件費・光熱費の高騰、およびスマート遊技機導入に伴う設備投資負担の増加が重石となっています。これにより、周辺設備である同社システムへの投資判断が慎重化する「買い控え」や「投資先送り」の動きが表面化しています。
続きで読める項目(スタンダードプラン以上)
- 🔒 直近の業績と進捗率
- 🔒 セグメント別のモメンタム
- 🔒 予想の修正と背景
- 🔒 キャッシュフローと財務の急変
- 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
- 🔒 懸念点と不確実性
- 🔒 総評
上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 213.2億円 | -33.2% | 319.1億円 |
| 営業利益 | 48.8億円 | -42.1% | 84.3億円 |
| 経常利益 | 52.9億円 | -39.5% | 87.5億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 32.4億円 | -47.3% | 61.5億円 |
| 包括利益 | 35.3億円 | -44.8% | 63.9億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 230.97円 | — | 422.85円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | 422.81円 |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 672.7億円 | 670.1億円 |
| 純資産 | 607.3億円 | 586.0億円 |
| 自己資本比率 | 90.3% | 87.4% |
| 自己資本 | 607.3億円 | 586.0億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 280.0億円 | -26.2% |
| 営業利益 | 50.0億円 | -44.5% |
| 経常利益 | 50.0億円 | -46.7% |
| 当期純利益 | 35.0億円 | -46.9% |
| 1株当たり当期純利益 | 249.59円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 50円 | 50円 |
| 期末 | 50円 | 50円 予想 |
| 年間合計 | 100円 | 100円 予想 |