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ローツェ

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6323 プライム

ローツェ株式会社は、半導体およびFPD(フラットパネルディスプレイ)の製造工程における「無塵(クリーン)搬送装置」の開発・製造を主業とする技術集団です。特に半導体製造の「前工程」で使用される、大気中および真空環境下でのウエハ搬送ロボットや、それらをシステム化したEFEM(ウエハ搬送フロントエンドモジュール)において世界的な存在感を有しています。

収益構造は、売上高の99%以上が半導体・FPD関連装置事業で占められており、その中でも台湾や中国市場、およびアプライド・マテリアルズ(AMAT)やTSMCといったグローバルなトッププレイヤーへの直接・間接的な供給が利益の柱となっています。単なる装置の組み立てにとどまらず、ベトナムの自社工場で機械部品加工から一貫生産を行うことで、高い利益率を確保している点が特徴です。

市場ポジション

プライム市場 / 機械

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2026-02 期末、2026-05-22 提出)

収益性

営業利益率

24.2%

≧10%が優良

ROA

16.2%

≧5%が優良

ROE

14.2%

≧10%が優良

ROIC

13.3%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

3.5%

≧10%が優良

営業利益成長率

-2.7%

≧10%が優良

EPS成長率

-18.5%

≧10%が優良

3行解説

  • 半導体の微細化・積層化に伴い、極めて高い清浄度が求められる「無塵搬送」のニッチ領域で、独自技術と圧倒的なコスト競争力を持つグローバルリーダー。
  • 創業者が筆頭株主であり、ベトナムでの一貫生産体制による垂直統合と、AIを活用した生産自動化への大規模な先行投資を断行する、長期視点かつ機動的な経営体制。
  • 米国企業や台湾の特定巨大顧客への高い売上依存と、対中輸出規制や特許訴訟といった地政学・法的リスクを抱えつつも、AI需要に伴う先端半導体市場の拡大を直接的な成長ドライバーとする。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-02 通期 、2026-04-09 15:30 提出)

進捗

1Q
営業利益
-3.5%
売上高
+12.9%
2Q
営業利益
-5.4%
売上高
+8.9%
3Q
営業利益
-8.1%
売上高
+5.9%
通期
営業利益
-2.7%
売上高
+3.5%

3行解説

  • 生成AI普及に伴うデータセンター向け需要が売上を牽引したが、訴訟損失引当金の計上で最終利益は19.4%減と足踏み。
  • 次期(2027年2月期)は売上高1,590億円(23.5%増)、純利益278億円(46.0%増)の大幅増収増益と強気のV字回復を予想。
  • 知財訴訟での陪審評決を受け約74億円の特別損失を計上する一方、1株17円の配当維持と自己株式取得など株主還元を継続。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-04-09 2026年2月期 通期 -2.7% +3.1% +18.3% +24.5% +21.1%
2026-01-09 2026年2月期 第3四半期 -8.1% -0.5% +20.9% +29.2% +10.5%
2025-10-10 2026年2月期 第2四半期 -5.4% -0.7% -10.0% -13.7% -14.3%
2025-07-11 2026年2月期 第1四半期 -3.5% +2.2% -0.2% -5.5% -21.0%
2025-04-11 2025年2月期 通期 +32.7% +2.2% +13.3% +22.5% +34.9%
2025-01-10 2025年2月期 第3四半期 +62.4% +1.3% +7.7% +0.6% -1.9%