ローツェ株式会社は、半導体およびFPD(フラットパネルディスプレイ)工場向けの「無塵化搬送装置」を主軸とする装置メーカーです。
- 事業内容: クリーンルーム内でウエハやガラス基板を搬送するロボット、および搬送システム(EFEM、ウエハソータ等)の開発・製造・販売。
- 主要製品: 大気用/真空用ウエハ搬送装置、FPD用大型ガラス基板搬送装置、およびライフサイエンス向けの細胞培養装置。
- 主要顧客: 世界最大の半導体製造装置メーカーである米Applied Materials, Inc.(アプライド・マテリアルズ)が総売上の19.3%(240.1億円)を占める主要顧客です。
- 競合環境: 半導体分野では高い技術的優位性を持ちますが、地場メーカーの台頭や競合他社との品質・コスト・納期競争、および知的財産権を巡る紛争がリスクとして存在します。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-02 期末、2025-05-30 提出)収益性
営業利益率
25.7%
≧10%が優良
ROA
18.6%
≧5%が優良
ROE
20.7%
≧10%が優良
ROIC
14.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
33.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
32.7%
≧10%が優良
EPS成長率
20.7%
≧10%が優良
3行解説
- 中国市場の旺盛な投資と生成AI関連需要により、売上高1,244億円(前期比33.4%増)、純利益236億円(同20.7%増)と大幅な増収増益を達成。
- 在庫の圧縮(前期末比約41億円減)により営業CFが367.9億円と純利益を大きく上回る極めて質の高い利益構造となっており、財務基盤は強固。
- 米Nanoverse社の買収やベトナムでの330百万ドルの巨額設備投資など攻めの姿勢を鮮明にする一方、川崎重工業との特許訴訟が継続中の懸念材料。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-02 第3四半期 、2026-01-09 00:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 84.4億円 / 予想: 153.3億円
+3.5%
売上高
実績: 330.6億円 / 予想: 637.1億円
+12.9%
2Q
営業利益
実績: 162.1億円 / 予想: 303.4億円
+5.4%
売上高
実績: 656.0億円 / 予想: 1281.9億円
+8.9%
3Q
営業利益
実績: 235.3億円 / 予想: 303.4億円
+8.1%
売上高
実績: 944.8億円 / 予想: 1281.9億円
+5.9%
3行解説
- 増収減益の着地:売上高は944.8億円(前年同期比5.9%増)と伸長したが、営業利益は235.3億円(同8.1%減)となり、販管費の増加やのれん償却が利益を圧迫した。
- 台湾顧客(TSMC)への依存度急増:主要顧客であるTSMC向けの売上構成比が前年同期の8.8%から17.6%へと倍増し、AI向け先端半導体需要を取り込んでいる。
- 受注残高の減少が懸念材料:全社の受注残高は482.6億円で、前年同期比76.9%の水準に留まっており、次期以降の成長ペースに不透明感が漂う。
書類一覧
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短信
2026-01-09 2026-02 第3四半期 2026年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-10-10 2026-02 第2四半期 2026年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-07-11 2026-02 第1四半期 2026年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-05-30 2025-02 期末 有価証券報告書-第40期(2024/03/01-2025/02/28)
短信
2025-04-11 2025-02 通期 2025年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-01-10 2025-02 第3四半期 2025年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)