短信要約
1. 要点(3行)
- 売上高・営業利益ともに前年同期比で減収減益(営業利益-22.0%)も、北米の在庫調整やタイの市場低迷を国内の堅調さと水・環境事業の躍進で一部相殺。
- 通期計画に対する利益進捗率が98%弱に達しており、据え置かれた通期予想は極めて保守的、あるいは第4四半期の大幅な下振れを織り込んだ慎重な設定。
- 棚卸資産の圧縮や金融債権の抑制により、営業キャッシュ・フローが前年同期比で601億円改善し、財務体質の健全化が着実に進展。
2. 直近の業績と進捗率
2025年12月期第3四半期累計(9ヶ月)の着地は以下の通りです。
- 売上高: 2兆2,043億円(前年同期比3.2%減)
- 営業利益: 2,147億円(同22.0%減)
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益: 1,420億円(同28.3%減)
通期計画に対する進捗率と勢いの変化:
- 売上高進捗率: 76.5%(前年同期 75.4%)
- 営業利益進捗率: 97.6%(前年同期 83.7%) 通期計画(2,200億円)に対し、第3四半期時点でほぼ達成に近い水準まで利益が積み上がっています。前年同期と比較しても利益の進捗スピードは極めて速く、計画達成の蓋然性は非常に高いと言えます。
3. セグメント別のモメンタム
- 機械部門(減速): 売上高1兆9,272億円(4.5%減)。国内は農業機械の好調で13.5%増と「勢い」がある一方、北米は建設機械の在庫調整、タイは作物価格低迷により「減速」が鮮明です。米国関税によるコスト増を値上げ等で対応するも、減販損が響きセグメント利益は25.4%減と苦戦しています。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-01 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 22042.8億円 | -3.2% | 22779.3億円 |
| 営業利益 | 2146.9億円 | -22.0% | 2753.8億円 |
通期予想
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 28800.0億円 | -4.5% |
| 営業利益 | 2200.0億円 | -30.3% |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 25円 | 25円 |
| 期末 | 25円 | 25円 予想 |
| 年間合計 | 50円 | 50円 予想 |