オルガノ株式会社は、1946年創業の総合水処理エンジニアリング企業です。三菱グループに近い東ソー株式会社を親会社(議決権44.46%所有)に持ちます。事業は「水処理エンジニアリング事業」と「機能商品事業」の2本柱で構成されています。
- 主要製品・サービス: 超純水製造装置、排水回収システム、水処理薬品(RO膜処理剤など)、イオン交換樹脂、食品添加剤。
- 主要顧客: 電子産業(半導体・FPD)が売上高の70.0%を占める最大の市場です。特にTaiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd.(TSMC)グループ向けが総売上の14.0%(約227億円)を占めています。
- 競合環境: 生成AIの進展に伴う先端半導体投資の活発化を背景に、国内・台湾・中国での受注競争が続いていますが、同社は装置納入後のメンテナンスや運転管理を行う「ソリューション事業」へのシフトを進め、差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
19.1%
≧10%が優良
ROA
16.5%
≧5%が優良
ROE
21.6%
≧10%が優良
ROIC
16.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
8.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
38.0%
≧10%が優良
EPS成長率
39.4%
≧10%が優良
3行解説
- 生成AI関連の先端半導体需要を背景に、売上高(1,632.69億円)・各利益ともに過去最高を更新し、ROEは21.7%と極めて高い水準を達成した。
- 装置販売の「プラント事業」から、収益性の高い保守・管理の「ソリューション事業」へのシフトが成功し、営業利益率が19.1%まで大幅に向上した。
- 強固な営業キャッシュフロー(211億円)を背景に、年間配当を前期比58円増の160円とするなど、株主還元姿勢を明確に強化している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-04 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 69.5億円 / 予想: 148.0億円
+73.8%
売上高
実績: 381.1億円 / 予想: 820.0億円
+20.5%
2Q
営業利益
実績: 173.8億円 / 予想: 360.0億円
+51.4%
売上高
実績: 827.9億円 / 予想: 1750.0億円
+11.4%
3Q
営業利益
実績: 261.1億円 / 予想: 360.0億円
+32.2%
売上高
実績: 1277.3億円 / 予想: 1750.0億円
+10.4%
3行解説
- 大幅増益の着地: 売上高は前年同期比10.4%増の1,277億円、営業利益は同32.2%増の261億円と、半導体関連の旺盛な需要を背景に極めて強い決算。
- 収益性の向上: 主力の水処理エンジニアリング事業において、採算性の高いソリューション業務の拡大や原価低減が寄与し、営業利益率は前年同期の17.1%から20.4%へ大幅に改善。
- 進捗は極めて順調: 通期計画に対する利益進捗率は約72.5%に達しており、例年第4四半期に売上が集中する業界特性を鑑みると、上方修正への期待が残る内容。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-02-04 2026-03 第3四半期 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-10-31 2026-03 第2四半期 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-08-04 2026-03 第1四半期 2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-06-26 2025-03 期末 有価証券報告書-第80期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-13 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-02-05 2025-03 第3四半期 2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)