ダイコク電機株式会社は、パチンコホール向けのコンピュータシステムで国内トップシェアを誇る情報システム事業と、遊技機の表示・制御ユニットやパチスロ遊技機の開発を行うアミューズメント事業を柱とする企業です。
- 主要製品・サービス: ホールコンピュータ「X(カイ)」、カードユニット「VEGASIA」、情報公開端末「REVOLA II」、パチスロ機(子会社DAXEL)など。
- 主要顧客: 全国のパチンコホール経営企業、および遊技機メーカー。
- 競合環境: ホールコンピュータ分野では圧倒的なデータ運用ノウハウ(DK-SIS等)を武器に優位性を保っていますが、遊技人口の減少やホール店舗数の減少という構造的な市場縮小リスクに直面しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-27 提出)収益性
営業利益率
21.3%
≧10%が優良
ROA
21.0%
≧5%が優良
ROE
18.0%
≧10%が優良
ROIC
18.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
6.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
1.8%
≧10%が優良
EPS成長率
-8.0%
≧10%が優良
3行解説
- スマート遊技機の普及と新紙幣導入に伴う設備更新需要(改刷対応)が牽引し、売上高は前年同期比6.6%増の574.15億円と堅調。
- 営業利益は微増(1.8%増)に留まり、親会社株主に帰属する当期純利益はM&A関連の減損損失(6.86億円)の影響等で8.7%減の77.27億円。
- 自己資本比率79.1%と極めて高い財務健全性を維持しつつ、パチンコ業界依存からの脱却を目指したM&Aや観光・飲食分野への投資を加速。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-15 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 35.3億円 / 予想: 53.0億円
-36.9%
売上高
実績: 153.3億円 / 予想: 485.0億円
-17.7%
2Q
営業利益
実績: 69.8億円 / 予想: 75.0億円
-23.3%
売上高
実績: 303.7億円 / 予想: 510.0億円
-12.0%
3Q
営業利益
実績: 99.4億円 / 予想: 75.0億円
-16.1%
売上高
実績: 456.2億円 / 予想: 510.0億円
-5.0%
通期
営業利益
実績: 96.7億円 / 予想: 未開示
-21.0%
売上高
実績: 543.4億円 / 予想: 未開示
-5.5%
3行解説
- 2026年3月期は、新紙幣対応に伴うカードユニットの特需が一巡したことで、売上高543億円(前年同期比5.5%減)、営業利益96億円(同21.0%減)の減収減益となった。
- アミューズメント事業がスマートパチスロや自社ゲームタイトルの好調により大幅増益(同213.9%増)となったものの、主力である情報システム事業の減速を補うには至らなかった。
- 2027年3月期は、スマート遊技機関連の設備投資需要の落ち着きと新製品開発費の増加を見込み、営業利益45億円(前期比53.5%減)の大幅な減益を予想している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-15 | 2026年3月期 通期 | -21.0% | +1.2% | -6.1% | — | — |
| 2026-02-12 | 2026年3月期 第3四半期 | -16.1% | +1.0% | -6.1% | -9.9% | -10.9% |
| 2025-11-14 | 2026年3月期 第2四半期 | -23.3% | +1.0% | +9.4% | +3.1% | -3.9% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | -36.9% | -0.8% | +3.5% | +10.8% | +7.2% |
| 2025-05-15 | 2025年3月期 通期 | +1.8% | -0.4% | -13.9% | -17.0% | -18.4% |
有価証券報告書
2025-06-27 有価証券報告書-第52期(2024/04/01-2025/03/31)