短信要約
1. 要点(3行)
- 「新紙幣特需」の反動をDX需要でカバー: 国内パーキング事業での前期新紙幣対応特需の剥落(減収)を、情報システム(就業管理クラウド等)や環境システム(大型案件)の伸長で補い、売上高は前年同期比0.9%増と微増を確保。
- 利益面は横ばい圏も、株主還元を強化: 営業利益は151.16億円(前年同期比0.6%減)とほぼ横ばい。決算発表と同時に、発行済株式数の約1.6%に相当する114万7,000株(上限)の自己株式取得を公表し、還元姿勢を鮮明にした。
- 海外事業の明暗: 北米のパーキングシステム(新製品効果で黒字継続)や欧州の情報システムは回復基調にある一方、アジアの一部地域での減速など、地域ごとのモメンタムの差が鮮明になっている。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第3四半期(累計)の着地は以下の通りです。
- 売上高: 1,270.41億円(前年同期比+0.9%)
- 営業利益: 151.16億円(同-0.6%)
- 経常利益: 163.22億円(同-0.1%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 108.91億円(同-10.6%)
【通期計画に対する進捗率】
- 売上高:70.6%(前年同期 71.8%)
- 営業利益:61.7%(前年同期 64.7%)
- 親会社純利益:60.5%(前年同期 67.7%) 進捗率は利益面で前年を下回っていますが、同社ビジネスは例年、年度末の3月に需要が集中する季節性(Q4偏重)があるため、現時点での進捗は概ね想定の範囲内と判断されます。
3. セグメント別のモメンタム
- 情報システム(勢い:強): 売上高297.65億円(前年同期比+7.8%)。企業のDX投資を背景に、就業管理や人事給与ソフト、クラウドサービスが好調。ソフトウェア比率の高まりは利益率改善への寄与が期待できる。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1270.4億円 | +0.9% | 1259.2億円 |
| 営業利益 | 151.2億円 | -0.6% | 152.1億円 |
| 経常利益 | 163.2億円 | -0.1% | 163.3億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 108.9億円 | -10.6% | 121.9億円 |
| 包括利益 | 117.5億円 | -8.6% | 128.6億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 154.28円 | — | 170.8円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1838.7億円 | 1943.4億円 |
| 純資産 | 1313.9億円 | 1365.6億円 |
| 自己資本比率 | 71.2% | 69.9% |
| 自己資本 | 1308.7億円 | 1359.3億円 |
| 1株当たり純資産 | 1,858.75円 | 1,906.85円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 1800.0億円 | +2.6% |
| 営業利益 | 245.0億円 | +6.3% |
| 経常利益 | 260.0億円 | +5.5% |
| 当期純利益 | 180.0億円 | +1.0% |
| 1株当たり当期純利益 | 255.65円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 50円 | 55円 |
| 期末 | 125円 | 125円 予想 |
| 年間合計 | 175円 | 180円 予想 |