短信要約
1. 要点(3行)
- 収益構造の改善が進むも最終赤字転落: 売上高は欧州での生産減により前年同期比2.1%減の454.9億円となったが、原価低減や経費抑制で営業損失は7.3億円改善。一方で持分法損失や為替差損の影響で最終損益は10.4億円の赤字(前年同期は2.9億円の黒字)に転落した。
- 財務基盤のさらなる脆弱化: 円高進行による為替換算調整勘定の減少などで純資産が35.1億円減少。自己資本比率は前年度末の12.9%から11.1%へ低下し、厳しい財務状況が続いている。
- 米関税リスクを警戒し予想据え置き: 米国の関税政策が与える影響を現時点で合理的に見積もることが困難であるとし、通期業績予想を据え置いた。先行きの不透明感が一段と強まっている。
2. 直近の業績と進捗率
2025年12月期 第1四半期の連結業績は以下の通りです。
- 売上高: 454.9億円(前年同期比 2.1%減)
- 営業損失: △10.1億円(前年同期は△17.5億円、7.3億円の改善)
- 経常損失: △8.3億円(前年同期は6.2億円の利益)
- 親会社株主に帰属する四半期純損失: △10.4億円(前年同期は2.9億円の利益)
【通期計画に対する進捗率】
- 売上高: 24.6%(通期予想1,847億円に対し)
- 営業利益: 通期予想△60億円に対し、赤字幅は16.8%に留まっており、損益改善のペースは計画に対して順調。
- 純利益: 通期予想△3億円に対し、既に10.4億円の赤字を計上。持分法損失等の営業外要因により、最終損益の達成には不透明感が漂う。
3. セグメント別のモメンタム
当社グループは「自動車機器事業」の単一セグメントですが、地域・環境別の状況は以下の通りです。
- 勢い(改善要因): 電動コンプレッサーを軸としたNEV(新エネルギー車)市場向け戦略。原価低減諸施策および販売費・一般管理費の抑制により、営業損益ベースでは前年同期から赤字幅を大幅に縮小しており、内部努力による収益改善のモメンタムは確認できる。
続きで読める項目(スタンダードプラン以上)
- 🔒 直近の業績と進捗率
- 🔒 セグメント別のモメンタム
- 🔒 予想の修正と背景
- 🔒 キャッシュフローと財務の急変
- 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
- 🔒 懸念点と不確実性
- 🔒 総評
上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-01 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 454.9億円 | -2.1% | 464.5億円 |
| 営業利益 | -10.2億円 | — | -17.5億円 |
| 経常利益 | -8.3億円 | — | 6.2億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -10.4億円 | — | 3.0億円 |
| 包括利益 | -35.2億円 | — | 13.0億円 |
| 1株当たり当期純利益 | -9.33円 | — | 2.69円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-03末 | 2024-12末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1727.2億円 | 1754.6億円 |
| 純資産 | 200.6億円 | 235.8億円 |
| 自己資本比率 | 11.1% | 12.9% |
| 自己資本 | 190.9億円 | 226.3億円 |
| 1株当たり純資産 | 171.28円 | 203.03円 |
通期予想
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 1847.0億円 | +0.5% |
| 営業利益 | -60.0億円 | — |
| 経常利益 | -26.0億円 | — |
| 当期純利益 | -3.0億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | -2.69円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 予想 |
| 期末 | 0円 | 0円 予想 |
| 年間合計 | 0円 | 0円 予想 |