株式会社中北製作所は、船舶用および発電プラント用などの自動調節弁、バタフライ弁、遠隔操作装置を主力とする流体制御機器の総合メーカーです。特に船舶用バルブにおいて高いシェアを誇ります。
- 主要製品: 自動調節弁(売上比率36.4%)、バタフライ弁(41.5%)、遠隔操作装置(22.1%)。
- 主要顧客: 三菱重工業株式会社(連結売上高の10.0%を占める)。
- 競合環境: 造船業界の需要動向に強く影響を受け、脱炭素化に向けた次世代燃料船(LNG、水素等)への対応が急務となっています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-05 期末、2025-08-27 提出)収益性
営業利益率
4.9%
≧10%が優良
ROA
3.2%
≧5%が優良
ROE
6.8%
≧10%が優良
ROIC
2.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
—
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 新造船需要の回復と韓国ACE VALVE社の連結子会社化により、連結売上高は約237.7億円を計上。
- 営業キャッシュ・フローは売上債権等の増加により約25.2億円の赤字となり、純利益との乖離が著しい。
- 中長期では水素用バルブの開発や韓国拠点の活用による海外展開を加速させる方針。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-05 第3四半期 、2026-04-07 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 3.9億円 / 予想: 11.0億円
—
売上高
実績: 70.8億円 / 予想: 270.0億円
—
2Q
営業利益
実績: 8.2億円 / 予想: 11.0億円
—
売上高
実績: 143.9億円 / 予想: 270.0億円
—
3Q
営業利益
実績: 10.9億円 / 予想: 11.0億円
+63.4%
売上高
実績: 211.0億円 / 予想: 270.0億円
+32.1%
3行解説
- 売上高は前年同期比32.1%増、営業利益は63.4%増と大幅な増収増益を達成し、造船・陸用両市場での旺盛な需要が業績を強力に牽引した。
- 利益面の進捗が極めて速く、第3四半期時点で通期の営業利益計画(11億円)に対して99.5%に到達しており、通期目標の上振れが意識される着地となった。
- 一方、受注高は前年同期比2.2%減の207.3億円となり、主力の自動調節弁や遠隔操作装置で受注が鈍化するなど、先行きには一部で一服感も見られる。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-07 | 2026年5月期 第3四半期 | +63.4% | -1.0% | -19.1% | -20.6% | — |
| 2026-01-06 | 2026年5月期 第2四半期 | — | -0.2% | +17.3% | +5.0% | +21.2% |
| 2025-10-07 | 2026年5月期 第1四半期 | — | +4.8% | -5.2% | +15.6% | +10.3% |
| 2025-07-08 | 2025年5月期 通期 | — | +2.8% | +6.9% | +19.2% | +6.4% |
| 2025-04-08 | 2025年5月期 第3四半期 | — | -1.5% | +8.1% | -1.3% | +13.2% |
| 2025-01-07 | 2025年5月期 第2四半期 | -42.1% | +2.7% | -3.4% | -10.3% | +3.8% |
有価証券報告書
2025-08-27 有価証券報告書-第99期(2024/06/01-2025/05/31)