太洋テクノレックス株式会社は、和歌山県に本社を置く電子基板(FPC:フレキシブルプリント配線板)および基板検査機の製造・販売を主軸とする企業です。
- 事業内容: 主に、折り曲げ可能な「FPC」の試作・中小ロット生産を行う「電子基板事業」、基板の導通や外観を検査する装置の「テストシステム事業」、円筒鏡面研磨機の「鏡面研磨機事業」、および産業用ロボット等の「産機システム事業」を展開。
- 主要顧客: スマートフォン、デジタルカメラ、車載機器、医療機器メーカーのほか、量産・EMSメーカーが対象。
- 競合環境: FPC製造において特許権等の知的財産権を保有しておらず、従来工法による製造のため、新工法の発明や海外拠点を持つ競合他社との短納期・価格競争にさらされています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-17 提出)収益性
営業利益率
3.8%
≧10%が優良
ROA
3.1%
≧5%が優良
ROE
5.2%
≧10%が優良
ROIC
3.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
6.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 損益のV字回復: 希望退職者募集による人件費削減と、主力である電子基板事業の好調により、営業損益は4期ぶりに1.4億円の黒字に転換。
- セグメント別の明暗: 電子基板事業が利益を牽引する一方で、テストシステム事業が売上高35.4%減と大きく落ち込み、セグメント損失を計上。
- キャッシュフローの懸念: 当期純利益は1.3億円の黒字ながら、売上債権の急増(約4.4億円増)により営業CFは0.6億円のマイナスとなり、現預金も減少。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-04-24 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.2億円 / 予想: 1.2億円
—
売上高
実績: 8.2億円 / 予想: 48.7億円
+4.7%
3行解説
- 営業損益が前年同期の赤字から2,416万円の黒字へ転換し、AIデータセンター向けの旺盛な需要を背景に電子基板事業が収益を牽引した。
- 希望退職者の募集による人件費削減に加え、不採算セグメントの損失縮小により、売上高が4.7%増の一方で営業利益率が大幅に改善。
- 特別損失として早期割増退職金857万円を計上したものの、四半期純利益も211万円(前年同期は2,008万円の赤字)と黒字化を達成した。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-24 | 2026年12月期 第1四半期 | — | +0.9% | -13.6% | — | — |
| 2026-01-30 | 2025年12月期 通期 | — | +7.8% | +13.4% | +20.4% | +6.6% |
| 2025-10-24 | 2025年12月期 第3四半期 | -1000.0% | +0.9% | -6.6% | -13.9% | -20.8% |
| 2025-07-30 | 2025年12月期 第2四半期 | -67.6% | +1.4% | +1.6% | -0.7% | -3.0% |
| 2025-04-25 | 2025年12月期 第1四半期 | — | -1.8% | -8.3% | +0.2% | +4.9% |
| 2025-01-31 | 2024年12月期 通期 | +61.7% | -2.3% | -4.2% | -6.9% | -9.9% |
有価証券報告書
2026-03-17 有価証券報告書-第65期(2024/12/21-2025/12/20)
2025-03-18 有価証券報告書-第64期(2023/12/21-2024/12/20)