アイホン株式会社は、インターホンを中心とした通信機器の専門メーカーです。戸建住宅、集合住宅(マンション)、医療・福祉施設(ナースコール等)、オフィス・公共施設向けに、セキュリティとコミュニケーションを融合させたシステムを提供しています。
- 主要製品: テレビドアホン、マンション向けインターホンシステム、ナースコールシステム、IPネットワーク対応インターホン。
- 主要顧客: 住宅メーカー、ゼネコン、電気工事業者、医療機関。国内だけでなく世界約70カ国に輸出しています。
- 競合環境: 国内ではパナソニックが最大の競合です。近年は、スマートフォンの普及や宅配クライシス(再配達問題)を背景とした、ソフトウェア連携やサービス領域での競争が激化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-30 提出)収益性
営業利益率
6.0%
≧10%が優良
ROA
4.9%
≧5%が優良
ROE
5.5%
≧10%が優良
ROIC
4.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
3.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
-27.6%
≧10%が優良
EPS成長率
-22.1%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は633億円と過去最高を更新したが、積極的な研究開発費(47億円)と人件費の増加が利益を圧迫し、営業利益は前期比27.6%減と大幅減益。
- 国内集合住宅市場は「Pabbit(パビット)」等の高付加価値化で堅調な一方、北米・欧州セグメントは競争激化や現地通貨ベースでの売上減により営業損失を計上。
- 自己資本比率86.6%という極めて強固な財務基盤を背景に、年間配当130円(配当性向58.7%)と、第8次中期経営計画に則った積極的な株主還元を継続。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-03 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.9億円 / 予想: 45.0億円
-88.0%
売上高
実績: 143.3億円 / 予想: 654.0億円
-9.8%
2Q
営業利益
実績: 8.9億円 / 予想: 45.0億円
-57.9%
売上高
実績: 302.1億円 / 予想: 654.0億円
-2.5%
3Q
営業利益
実績: 9.9億円 / 予想: 28.0億円
-61.0%
売上高
実績: 442.0億円 / 予想: 625.0億円
-4.4%
3行解説
- 第3四半期累計の営業利益が9.8億円(前年同期比61.0%減)と大幅な減益となり、市場の期待を大きく下回る着地。
- 高利益率の北米市場における売上構成比の低下と、研究開発費や人的投資による経費増がダブルパンチとなり利益を圧迫。
- 通期業績予想を下方修正。国内の価格改定反動や海外の在庫調整により、期末にかけても厳しい事業環境が続く見通し。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-03 | 2026年3月期 第3四半期 | -61.0% | -2.0% | -11.9% | -8.3% | -7.7% |
| 2025-11-04 | 2026年3月期 第2四半期 | -57.9% | -1.8% | -1.3% | +0.3% | +1.1% |
| 2025-08-05 | 2026年3月期 第1四半期 | -88.0% | -1.2% | -7.8% | -9.4% | -14.4% |
| 2025-05-08 | 2025年3月期 通期 | -27.6% | +1.0% | +1.5% | +0.8% | +2.8% |
| 2025-02-04 | 2025年3月期 第3四半期 | -36.7% | +0.1% | -0.6% | -1.6% | -0.3% |
有価証券報告書
2025-06-30 有価証券報告書-第67期(2024/04/01-2025/03/31)