ザインエレクトロニクス株式会社は、独自のアナログ・デジタル信号処理技術を強みとする研究開発型のファブレス半導体メーカーです。
- 事業内容: 高速インターフェースLSIや画像処理LSI(ISP)を開発・販売する「LSI事業」と、モバイル通信モジュールやIoTソリューションを提供する「AIOT事業」の2軸で展開。
- 主要製品: 独自の高速伝送規格「V-by-One®HS」対応LSI、4G/5G通信モジュール、スマートメーター用無線端末。
- 主要顧客: 株式会社マクニカ(売上比率18.8%)、富士通株式会社(16.2%)、加賀電子株式会社(12.0%)の上位3社で全体の47.0%を占める。
- 競合環境: ファブレスとして国内外の競合と技術開発競争にあるが、特定の高解像度画像伝送分野で高い市場シェアを持つ。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-26 提出)収益性
営業利益率
-7.4%
≧10%が優良
ROA
-3.4%
≧5%が優良
ROE
-3.6%
≧10%が優良
ROIC
-2.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
0.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
-1323.4%
≧10%が優良
EPS成長率
-198.4%
≧10%が優良
3行解説
- 赤字転落と積極投資: 売上高は46.39億円(前期比0.5%増)と横ばいだが、研究開発費の増加(13.22億円)等により3.34億円の純損失を計上。
- 財務健全性と中国リスク: 自己資本比率90.4%と極めて高いが、LSI生産の80.6%を台湾3社に依存し、米中摩擦による中国市場の受注減が足かせ。
- 成長への賭け: 2027年度売上高100億円超を目指す中期計画「Innovate100」に向け、AIデータセンター向け光半導体等の新領域に注力。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-08 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -4.1億円 / 予想: 0.1億円
-100.0%
売上高
実績: 9.5億円 / 予想: 67.0億円
+35.0%
3行解説
- スマートメーター向け量産出荷が本格化したAIOT事業が前年同期比171.0%増と急成長し、全体の増収を牽引。
- 一方でLSI事業は国内産業機器向けの在庫調整が響き25.8%減収となり、戦略的な研究開発費の増額も重なり営業損失が拡大。
- 売上高の通期進捗率は14.2%にとどまるが、売上債権の回収により営業キャッシュ・フローは6.34億円のプラスを確保。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-08 | 2026年12月期 第1四半期 | -100.0% | +5.0% | — | — | — |
| 2026-02-05 | 2025年12月期 通期 | — | -0.0% | -9.1% | +0.2% | +7.2% |
| 2025-11-05 | 2025年12月期 第3四半期 | -133.8% | -0.2% | -2.9% | -3.6% | -9.7% |
| 2025-08-06 | 2025年12月期 第2四半期 | -261.8% | -0.9% | -6.8% | -9.2% | -13.3% |
| 2025-05-07 | 2025年12月期 第1四半期 | -125.3% | +0.1% | -1.0% | -4.8% | -7.2% |
| 2025-02-05 | 2024年12月期 通期 | — | +1.9% | -3.1% | -5.4% | -5.8% |
有価証券報告書
2026-03-26 有価証券報告書-第34期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-28 有価証券報告書-第33期(2024/01/01-2024/12/31)