ミナトホールディングス株式会社は、独立系のエレクトロニクス商社兼メーカーです。主な事業セグメントは以下の4つです。
- デジタルデバイス事業: 産業機器向けメモリモジュール(DIMM、SSD等)の設計・製造・販売。主要子会社はサンマックス・テクノロジーズ。
- デジタルエンジニアリング事業: ROM書込みサービス、デバイスプログラマの製造、デジタルサイネージ(WiCanvas)の販売。
- ICTプロダクツ事業: 会議システム関連機器、PC周辺機器(Princetonブランド等)の販売。
- その他: ベンチャー投資、太陽光発電、システム開発等。
主要顧客はダイワボウ情報システム(連結売上の16.5%)です。競合環境としては、半導体関連の価格変動や技術革新が激しく、常に価格競争に晒されています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
3.1%
≧10%が優良
ROA
4.5%
≧5%が優良
ROE
6.4%
≧10%が優良
ROIC
3.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
29.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
-37.9%
≧10%が優良
EPS成長率
-74.6%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は大型スポット案件の獲得により前期比29.0%増の245.4億円と大幅増収を達成。
- 利益面は、前期の営業投資有価証券売却益の反落や、横浜の拠点投資に伴う減価償却費の増加、デリバティブ関連費用により、純利益は74.8%減の3.7億円に留まった。
- 積極的なM&A(2025年5月に2社を子会社化)と「デジタルコンソーシアム構想」を推進する一方、有利子負債の拡大と営業キャッシュ・フローの低迷が財務上の懸念材料。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.4億円 / 予想: 8.5億円
+161.5%
売上高
実績: 51.9億円 / 予想: 240.0億円
+10.5%
2Q
営業利益
実績: 7.0億円 / 予想: 8.5億円
+50.5%
売上高
実績: 125.2億円 / 予想: 240.0億円
+5.4%
3Q
営業利益
実績: 24.2億円 / 予想: 30.3億円
+261.7%
売上高
実績: 242.6億円 / 予想: 301.3億円
+33.0%
通期
営業利益
実績: 42.3億円 / 予想: 未開示
+451.8%
売上高
実績: 365.7億円 / 予想: 未開示
+49.0%
3行解説
- 半導体メモリ価格の上昇と生成AI向け需要の拡大、積極的なM&Aにより、売上高(+49.0%)・各段階利益ともに過去最高を更新。
- 「デジタルコンソーシアム構想」に基づき期中に4社を子会社化し、連結範囲が急拡大。次期も売上高480億円(+31.2%)の増収を計画。
- 業績拡大の一方、棚卸資産の急増等で営業CFが約61億円の赤字となり、短期借入金による資金調達で財務構造が大きく変化。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年3月期 通期 | +451.8% | — | — | — | — |
| 2026-02-10 | 2026年3月期 第3四半期 | +261.7% | +3.0% | +104.1% | +69.8% | — |
| 2025-11-11 | 2026年3月期 第2四半期 | +50.5% | -3.5% | +18.7% | +51.5% | +70.2% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | +161.5% | -3.8% | -8.9% | -8.5% | -10.6% |
| 2025-05-12 | 2025年3月期 通期 | -37.9% | +1.7% | -9.4% | -10.4% | -18.2% |
| 2025-02-10 | 2025年3月期 第3四半期 | -43.3% | +1.0% | +5.4% | +10.0% | +10.1% |
有価証券報告書
2025-06-26 有価証券報告書-第69期(2024/04/01-2025/03/31)