CRGホールディングス株式会社は、人材派遣・紹介を核とする「HR関連事業」と、貸金業やM&A仲介を行う「フィナンシャル事業」を展開する持株会社です。
- 主要サービス: コールセンター向け派遣(ホワイトカラー)、製造・物流拠点向け請負(ブルーカラー)、ITエンジニア派遣、および事業者向け金融。
- 主要顧客・競合: コールセンター運営企業や大手製造メーカーが主要顧客。競合は総合人材サービス各社ですが、特定の職種(コールセンター等)への「ユニット型派遣」や、特定メーカーへの密着型製造請負で差別化を図っています。
- 組織再編: 2024年10月に派遣子会社3社を合併し「株式会社ミライル」を設立。効率化とクロスセルの強化を推進しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-09 期末、2025-12-24 提出)収益性
営業利益率
1.7%
≧10%が優良
ROA
2.5%
≧5%が優良
ROE
5.4%
≧10%が優良
ROIC
2.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-3.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
210.0%
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 利益回復と復配: 売上高は164.20億円(前期比3.9%減)と微減ながら、不採算拠点の整理や子会社売却益により、親会社株主に帰属する当期純利益は1.53億円と黒字転換し、1株当たり9円の初配当を実施。
- 事業ポートフォリオの変革: 連結子会社であった株式会社クレイリッシュの株式51.01%を株式会社髙島屋へ売却。フィナンシャル事業の規模は縮小する一方、約1.97億円の売却益を計上し財務基盤を強化。
- キャッシュフローの課題: 投資CFは子会社売却等で19.24億円の大幅プラスとなったが、本業の稼ぐ力を示す営業CFは1,350万円のマイナスとなり、純利益との乖離が見られる。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-09 第1四半期 、2026-02-13 16:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.3億円 / 予想: 3.0億円
+12.6%
売上高
実績: 43.6億円 / 予想: 180.0億円
-2.4%
3行解説
- 営業・経常利益の大幅進捗: 売上高は前年同期比2.4%減の43.57億円と微減ながら、営業利益(1.25億円、同12.6%増)と経常利益(1.13億円、同16.5%増)が通期計画に対して40%を超える極めて高い進捗率を記録。
- 製造関連事業の急成長: セグメント改定後の製造関連事業が売上高24.8%増、利益は前年同期から約3.3倍(228.6%増)と爆発的な勢いを見せ、全体の利益成長を牽引。
- 純利益の乖離と配当の不透明感: 親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期の法人税調整等の剥落により57.0%減の0.34億円に留まり、配当予想も「未定」へ変更された点が投資家心理に影を落とす。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-13 | 2026年9月期 第1四半期 | +12.6% | +2.2% | +3.7% | +4.5% | — |
| 2025-11-14 | 2025年9月期 通期 | +210.0% | -2.0% | -0.7% | -6.4% | -10.2% |
| 2025-08-14 | 2025年9月期 第3四半期 | +664.5% | +1.7% | -2.9% | +1.8% | -9.6% |
| 2025-05-15 | 2025年9月期 第2四半期 | +184.4% | -1.4% | +5.5% | +1.1% | +3.3% |
| 2025-02-14 | 2025年9月期 第1四半期 | +50.0% | +1.4% | +4.1% | -3.3% | -4.9% |
有価証券報告書
2025-12-24 有価証券報告書-第12期(2024/10/01-2025/09/30)