ユニソルホールディングス 四半期進捗

決算短信(2024-12 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 本業の苦戦を資産売却でカバー: 2024年12月期は機械工具の需要減で営業利益が前期比32.3%減の38.6億円と大幅減益。一方、投資有価証券売却益23.7億円の計上で、親会社株主に帰属する当期純利益は46.1億円(同1.8%減)と底堅さを維持した。
  • 株主還元方針の抜本的強化: 2027年12月期を目指していた「DOE 3.5%」の達成目標を前倒し。2024年12月期の配当は、特別配当32円を含む年間107円(前期比41円増)と大幅増配を決定し、資本効率重視の姿勢を鮮明にした。
  • 事業再編によるシナジー加速: 2026年1月を目途に中核子会社のマルカとジーネットの統合を決定。低迷する機械・工具セグメントの収益性改善に向け、組織の効率化とクロスセリングの強化を急ぐ。

2. 直近の業績と進捗率

2024年12月期の通期実績は以下の通りです。

  • 売上高: 1,617.1億円(前期比 6.5%減)
  • 営業利益: 38.6億円(同 32.3%減)
  • 経常利益: 46.5億円(同 30.0%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 46.1億円(同 1.8%減)

【進捗と勢いの変化】 当期は期初計画に対して機械工具セグメントが計画を下回り、営業減益となりました。一方、2025年12月期の通期予想に対する現状の勢い(2025年12月期予想は営業利益45億円、前期比16.6%増)を見ると、主力の機械工具で自動車関連の設備投資回復を、建設機械・IoT分野で継続的な利益成長を見込んでおり、業績のV字回復を狙う意欲的な計画です。

3. セグメント別のモメンタム

  • 機械・工具(減速): 売上高1,047億円(前期比10.6%減)、営業利益19.9億円(同46.8%減)。国内・海外ともに自動車関連の生産計画見直しや北米の高金利、中国の景気低迷が直撃し、大幅な減益要因となりました。

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進捗詳細

今期実績

2024-01 〜 2024-12

項目 当期 前年比 前年同期 2023-01 〜 2023-12
売上高 1617.2億円 -6.5% 1729.8億円
営業利益 38.6億円 -32.3% 57.0億円
経常利益 46.6億円 -30.0% 66.5億円
当期純利益(親会社帰属) 46.1億円 -1.8% 47.0億円
包括利益 34.6億円 -41.0% 58.7億円
1株当たり当期純利益 190.77円 188.26円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2024-12末 2023-12末
総資産 1212.0億円 1203.4億円
純資産 733.7億円 727.2億円
自己資本比率 59.7% 59.7%
自己資本 723.4億円 718.4億円
1株当たり純資産 3,008.84円 2,945.65円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 6.4% 6.6%
ROA(総資産経常利益率) 3.9% 5.5%
売上高営業利益率 2.4% 3.3%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 78.6億円 60.3億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 14.3億円 -46.7億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -33.7億円 -53.7億円
期末現金及び現金同等物残高 261.3億円 201.7億円

来期予想

2025-01 〜 2025-12

項目 予想 前年比(予想)
売上高 1700.0億円 +5.1%
営業利益 45.0億円 +16.6%
経常利益 51.0億円 +9.4%
当期純利益 33.0億円 -28.5%
1株当たり当期純利益 136.46円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 10円 30円
期末 56円 77円
配当性向:当期 56.1% / 前期 35.1% 純資産配当率:当期 3.6% / 前期 2.3%