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株式会社Casa(以下、Casa)は、賃貸住宅市場における**「家賃債務保証事業」を主軸とする企業です。ビジネスモデルは、入居者から契約時に受領する「初回保証料」と、契約継続時に毎年受領する「継続保証料」を主な収益源とするストック型ビジネス**です。家主(オーナー)に対しては家賃の未収リスクを解消する安心を提供し、入居者に対しては連帯保証人がいなくても住居を確保できる社会的セーフティネットの役割を担っています。また、近年は自主管理家主向けのITプラットフォーム「COMPASS」や、ひとり親世帯を支援する「養育費保証事業」といった周辺領域への多角化も進めています。

市場ポジション

スタンダード市場 / その他金融業

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2026-01 期末、2026-04-23 提出)

収益性

営業利益率

-0.5%

≧10%が優良

ROA

-0.4%

≧5%が優良

ROE

1.7%

≧10%が優良

ROIC

-0.4%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

4.9%

≧10%が優良

営業利益成長率

-104.8%

≧10%が優良

EPS成長率

-79.0%

≧10%が優良

3行解説

  1. 1.5万社を超える代理店網と、積み上げられた保有契約件数(約68万件)による強固なストック型収益基盤を保有している。
  2. 審査の厳格化による承認率低下と、長期滞留債権の回収遅延に伴う貸倒引当金の追加繰入が利益を大きく圧迫しており、収益性の再構築が急務となっている。
  3. 人的な督促業務からAIボイスボットやAIスコアリング等の「保証DX」への移行を加速させ、営業利益率の回復と業務の標準化を目指している。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-01 通期 、2026-03-12 17:20 提出)

進捗

1Q
営業利益
+62.7%
売上高
+5.3%
2Q
営業利益
+43.9%
売上高
+5.7%
3Q
営業利益
-107.4%
売上高
+5.4%
通期
営業利益
売上高
+4.9%

3行解説

  • 大幅な営業赤字転落と減配: 売上高は127.5億円(前年比4.9%増)と増収を確保したものの、滞納増加に伴う貸倒引当金繰入額の急増(35.1億円、同77.7%増)が響き、6,300万円の営業赤字へ転落。配当も前期の32円から15円へと大幅な減配を余儀なくされた。
  • 構造改革による底打ちの兆し: 2025年9月公表の業績予想比では、営業利益ベースで約2.3億円の改善。連結子会社の譲渡(特別利益1.9億円)により最終利益は1.2億円の黒字を死守した。
  • 中期経営計画の下方修正: 次期(2027年1月期)の営業利益目標を14.7億円から3.5億円へと大幅に引き下げ。成長重視から「信用コストの安定化」と「収益性改善」への舵切りを鮮明にした。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-03-12 2026年1月期 通期 +1.2% +1.3%
2025-12-10 2026年1月期 第3四半期 -107.4% +0.0% +0.2% -1.2% -13.2%
2025-09-10 2026年1月期 第2四半期 +43.9% +0.4% -6.4% -12.2% -19.6%
2025-06-11 2026年1月期 第1四半期 +62.7% -0.8% +0.5% +0.1% -12.4%
2025-03-12 2025年1月期 通期 +65.8% -0.7% -1.3% +6.6% -1.8%