株式会社TBKは、商用車(トラック・バス)向けの制動装置(ブレーキ)およびエンジン用冷却ウォーターポンプ、潤滑用オイルポンプの製造販売を主軸とする自動車部品メーカーです。
- 主要製品: ドラムブレーキ、ディスクブレーキ、ウォーターポンプ、オイルポンプ、リターダ。
- 主要顧客: いすゞ自動車(連結売上高の19.0%を占める筆頭株主・最大顧客)、三菱ふそうトラック・バス(6.6%)、日野自動車(3.7%)。
- 競合環境: 国内普通トラック市場で高いシェアを誇りますが、中国市場等でのディスクブレーキ化への規制強化や、商用車のxEV(電動化)シフトに伴うポンプ需要の変化など、技術転換期にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-24 提出)収益性
営業利益率
1.7%
≧10%が優良
ROA
1.7%
≧5%が優良
ROE
-4.1%
≧10%が優良
ROIC
1.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-4.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
4.2%
≧10%が優良
EPS成長率
-461.8%
≧10%が優良
3行解説
- 北米事業の撤退・清算に伴う事業再編損(7.75億円)や減損損失により、親会社株主に帰属する当期純損失12.04億円を計上した。
- 売上高は前年比4.0%減の544.15億円と減収ながら、タイの低迷をインドの堅調な伸びと北米からの生産移管でカバーする構造への転換が進んでいる。
- 2025年4月より第16次中期経営計画を始動し、2028年3月期の連結営業利益率3~5%、ROE5.0%の達成を目指す。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.3億円 / 予想: 11.0億円
-11.7%
売上高
実績: 125.5億円 / 予想: 520.0億円
-1.3%
2Q
営業利益
実績: 4.7億円 / 予想: 11.0億円
+661.3%
売上高
実績: 258.6億円 / 予想: 520.0億円
-3.5%
3Q
営業利益
実績: 9.4億円 / 予想: 13.0億円
+276.7%
売上高
実績: 393.8億円 / 予想: 530.0億円
-3.3%
通期
営業利益
実績: 15.0億円 / 予想: 未開示
+59.0%
売上高
実績: 547.6億円 / 予想: 未開示
+0.6%
3行解説
・2026年3月期は価格転嫁の進展とコスト改善により、営業利益が前年比59.0%増、経常利益が同470.1%増と大幅な増益を達成。 ・不採算の北米事業からの撤退(清算完了)やインド子会社への生産移管など、構造改革による収益体質の強化が鮮明となった。 ・次期(2027年3月期)は原材料高を見据え営業減益を予想する一方、一過性損失の消滅により純利益は332.0%増の6億円と急回復を見込む。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | +59.0% | — | — | — | — |
| 2026-02-12 | 2026年3月期 第3四半期 | +276.7% | +0.1% | +4.8% | +6.1% | — |
| 2025-11-13 | 2026年3月期 第2四半期 | +661.3% | -1.2% | -1.6% | -2.4% | -4.4% |
| 2025-08-07 | 2026年3月期 第1四半期 | -11.7% | -0.7% | -5.9% | -2.4% | -6.9% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | +4.2% | +0.7% | -1.3% | -1.2% | +4.0% |
| 2025-02-13 | 2025年3月期 第3四半期 | -36.0% | -1.2% | -0.4% | +6.7% | +4.1% |
有価証券報告書
2025-06-24 有価証券報告書-第89期(2024/04/01-2025/03/31)