短信要約
1. 要点(3行)
- 増収減益のミスマッチ: 売上高は大型案件の戦略的受注により前年同期比36.2%増と大幅伸長したが、各段階利益は赤字転落(営業損失1.88億円)という厳しい着地。
- 採算性の著しい悪化: 市場シェア確保を優先した低利益案件の受注と成長投資が重なり、売上が伸びるほど利益が削られる構造が露呈した。
- 財務体質の改善: 業績は赤字ながら、短期借入金を24億円圧縮し自己資本比率を58.1%まで引き上げるなど、バランスシートの整理が急速に進んでいる。
2. 直近の業績と進捗率
- 売上高: 51.08億円(前年同期比 +36.2%)
- 営業利益: △1.88億円(前年同期は2.23億円の黒字)
- 経常利益: △1.87億円(前年同期は2.19億円の黒字)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: △2.22億円(前年同期は1.66億円の黒字)
通期計画に対する進捗率と勢いの変化: 通期計画(売上高76.04億円、営業利益2.12億円)に対し、売上高の進捗率は67.2%と概ね順調ですが、利益面は通期黒字予想に対して現状大幅な赤字の状態です。前年同期(3Q)は既に2億円超の営業黒字を計上していたことと比較すると、利益の勢いは極めて弱く、通期計画達成には第4四半期だけで約4億円の営業利益を稼ぎ出す必要があり、ハードルは非常に高いと言わざるを得ません。
3. セグメント別のモメンタム
- 運賃収受機器事業(勢い:売上増・利益減): 売上高47.38億円。バス業界のインバウンド需要回復を背景に需要は堅調ですが、採算性の低い大型案件の戦略的受注が響き、セグメント損失2.32億円を計上。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-01 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 51.1億円 | +36.2% | 37.5億円 |
| 営業利益 | -1.9億円 | — | 2.2億円 |
| 経常利益 | -1.9億円 | — | 2.2億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -2.2億円 | — | 1.7億円 |
| 包括利益 | -1.5億円 | — | 1.3億円 |
| 1株当たり当期純利益 | -69.76円 | — | 52.58円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2024-12末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 66.4億円 | 98.5億円 |
| 純資産 | 38.6億円 | 41.4億円 |
| 自己資本比率 | 58.1% | 42.0% |
| 自己資本 | 38.6億円 | 41.4億円 |
通期予想
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 76.0億円 | +24.4% |
| 営業利益 | 2.1億円 | -45.6% |
| 経常利益 | 2.0億円 | -48.0% |
| 当期純利益 | 1.3億円 | -55.7% |
| 1株当たり当期純利益 | 40.77円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 28円 | 40円 予想 |
| 年間合計 | 28円 | 40円 予想 |