DNホールディングス株式会社は、大手建設コンサルタントの大日本コンサルタントと、地質調査大手のダイヤコンサルタントが2021年に共同株式移転により設立した純粋持株会社です。
- 事業内容: 橋梁等の調査・設計を行う「建設コンサルタント事業」および、地質・地盤の調査・解析を行う「地質調査事業」を柱とする総合建設コンサルタントグループです。
- 主要製品・サービス: 社会資本整備(橋梁、道路、河川、地質等)に関する調査、企画、設計、施工管理、および地圏環境事業。
- 主要顧客: 国土交通省(連結売上高の32.5%、約120億円を占める)を筆頭に、地方自治体、高速道路会社、電力会社などの官公庁・公共団体が主軸です。
- 競合環境: 公共投資の動向に左右されやすく、技術力に基づくプロポーザル(提案)競争が激しい業界です。同社は構造分野と地質・地盤分野の融合による強みを活かしています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-06 期末、2025-09-25 提出)収益性
営業利益率
7.3%
≧10%が優良
ROA
10.9%
≧5%が優良
ROE
13.3%
≧10%が優良
ROIC
11.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
8.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
39.4%
≧10%が優良
EPS成長率
22.5%
≧10%が優良
3行解説
- 業績好調: 売上高は前年比8.3%増の約369.7億円、営業利益は39.4%増の約27.1億円と大幅な増益を達成し、ROEは13.3%と目標の10%を上回る。
- CFと還元: 営業CFが約30.2億円と純利益を大きく上回る質の高い収益構造で、配当も年80円(配当性向33.9%)へ増配。
- リスクと戦略: 国土強靭化施策により公共需要は堅実だが、官公庁(特に国交省)への高い依存度と、担い手となる技術者確保が継続的な経営課題。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-06 第2四半期 、2026-02-13 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -2.5億円 / 予想: 25.0億円
-108.3%
売上高
実績: 77.2億円 / 予想: 380.0億円
+3.6%
2Q
営業利益
実績: 4.7億円 / 予想: 25.0億円
-48.8%
売上高
実績: 175.1億円 / 予想: 380.0億円
+0.4%
3行解説
- 利益面での大幅な苦戦: 売上高は175.05億円(前年同期比0.4%増)と微増ながら、営業利益は4.68億円(同48.8%減)とほぼ半減。積極的な人的投資や外注費の増加が利益を圧迫した。
- 受注・受注残は過去最高水準: 受注高は201.8億円(同5.0%増)、受注残高は227.4億円(同5.2%増)と極めて堅調。将来の売上基盤となる仕事量は十分に確保されている。
- 通期計画は据え置き: 中間利益の進捗は低調なものの、豊富な受注残を背景に下半期での挽回を見込み、通期予想および年間配当(75円)に変更はない。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-13 | 2026年6月期 第2四半期 | -48.8% | +1.8% | +2.4% | -0.8% | — |
| 2025-11-14 | 2026年6月期 第1四半期 | -108.3% | +0.3% | +0.3% | -2.7% | -8.3% |
| 2025-08-08 | 2025年6月期 通期 | +39.4% | -1.1% | -6.0% | -7.0% | -12.2% |
| 2025-05-15 | 2025年6月期 第3四半期 | +348.7% | +1.0% | +4.9% | +15.6% | +2.2% |
| 2025-02-14 | 2025年6月期 第2四半期 | — | +0.5% | +4.9% | +4.6% | +13.3% |
有価証券報告書
2025-09-25 有価証券報告書-第4期(2024/07/01-2025/06/30)