株式会社メディパルホールディングスは、医療用医薬品、医療機器、医療材料、化粧品・日用品、一般用医薬品、動物用医薬品等の卸売および販売サービスを行う持株会社です。
- 事業構成: 「医療用医薬品等卸売事業(㈱メディセオ等)」、「化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業(㈱PALTAC)」、「動物用医薬品・食品加工原材料卸売等関連事業(MPアグロ㈱、MP五協フード&ケミカル㈱)」の3セグメントで構成されています。
- 主要製品・サービス: 医薬品の安定供給に加え、独自の高機能物流センター「ALC」や、専門知識を持つ営業担当者「AR」を活用した地域医療支援を展開。
- 主要顧客: 病院、診療所、調剤薬局、ドラッグストア、スーパーマーケット、畜水産業者、食品メーカーなど多岐にわたります。
- 競合環境: アルフレッサ ホールディングス、スズケン、東邦ホールディングスなどの大手医薬品卸と競合しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
1.5%
≧10%が優良
ROA
3.1%
≧5%が優良
ROE
5.4%
≧10%が優良
ROIC
4.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
3.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
17.5%
≧10%が優良
EPS成長率
-1.3%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は3兆6,713億円(前年同期比3.2%増)と全セグメントで増収を達成し、物流効率化により医療用医薬品事業の利益が大幅に改善。
- 中期ビジョンでROE 9%を掲げるも当期は6.6%に留まっており、政策投資株式の売却(119億円)を進めるなど資本効率の向上が急務。
- 配当(年62円)に加え、80億円規模の自社株買いを決定するなど、株主還元への姿勢は極めて積極的。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-09 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 140.5億円 / 予想: 520.0億円
+5.8%
売上高
実績: 9451.6億円 / 予想: 3.8兆円
+3.9%
2Q
営業利益
実績: 250.8億円 / 予想: 520.0億円
-7.7%
売上高
実績: 1.9兆円 / 予想: 3.8兆円
+4.0%
3Q
営業利益
実績: 431.8億円 / 予想: 520.0億円
-4.8%
売上高
実績: 2.9兆円 / 予想: 3.8兆円
+3.7%
3行解説
- 増収・営業減益も、経常・純利益は力強い進捗: 売上高は医療用薬・日用品ともに堅調で3.7%増。営業利益は成長投資や物流費増で4.8%減となったが、持分法投資利益や有価証券売却益が寄与し、純利益は前年同期比3.2%増を確保した。
- 純利益は通期計画を早くも超過: 第3四半期時点で親会社株主に帰属する四半期純利益は374億円に達し、通期計画(345億円)に対する進捗率は108.4%と、計画を大幅に上回るペースで着地した。
- 物流・構造改革への着手: 医療用医薬品卸売事業において、将来の効率化に向けた事業構造改善費用45億円を特別損失として計上。2027年中期ビジョンに向けた「攻めの姿勢」と「膿出し」が並行している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-09 | 2026年3月期 第3四半期 | -4.8% | +0.2% | -0.1% | +1.1% | +0.3% |
| 2025-11-05 | 2026年3月期 第2四半期 | -7.7% | +1.7% | +1.7% | +2.8% | +4.8% |
| 2025-08-05 | 2026年3月期 第1四半期 | +5.8% | +1.0% | +0.8% | +1.3% | -8.2% |
| 2025-05-13 | 2025年3月期 通期 | +17.5% | -1.0% | -8.3% | -5.6% | -6.0% |
| 2025-02-10 | 2025年3月期 第3四半期 | +21.9% | +1.7% | +2.5% | +5.5% | +11.5% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第116期(2024/04/01-2025/03/31)