株式会社栄電子は、産業用一般電子部品および電子機器(電源、センサー、IoT機器等)の販売を行う商社です。主力市場は半導体製造装置関連業界であり、主要な仕入先にはTDKラムダやTDK、山一電機などがあります。単一セグメントでの事業展開ですが、顧客基盤は半導体、医療機器、放送・通信機器と多岐にわたります。前期は売上の16.2%を占めていた東京エレクトロンテクノロジーソリューションズ向けの比率が10%未満に低下するなど、主要顧客内での構成変化が見られます。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-30 提出)収益性
営業利益率
1.0%
≧10%が優良
ROA
0.9%
≧5%が優良
ROE
0.8%
≧10%が優良
ROIC
1.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-23.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
-80.1%
≧10%が優良
EPS成長率
-83.8%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は前年同期比23.2%減の64.3億円、純利益は83.8%減の0.4億円と大幅な減収減益。
- 主要顧客の在庫調整の影響でパワー電源やデバイスが苦戦する一方、IoT機器は30.8%増と伸長。
- 営業CFが3.3億円の赤字に転じ、売上減少下での棚卸資産の積み上がりなど資産効率に課題。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 14:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.2億円 / 予想: 1.5億円
-43.3%
売上高
実績: 17.5億円 / 予想: 78.2億円
+5.2%
2Q
営業利益
実績: 0.3億円 / 予想: 0.8億円
-22.0%
売上高
実績: 33.7億円 / 予想: 68.9億円
+5.0%
3Q
営業利益
実績: 0.8億円 / 予想: 0.8億円
+11.8%
売上高
実績: 52.0億円 / 予想: 68.9億円
+6.5%
通期
営業利益
実績: 1.4億円 / 予想: 未開示
+120.6%
売上高
実績: 73.3億円 / 予想: 未開示
+14.0%
3行解説
- 半導体製造装置市場の回復を背景に、第4四半期に受注が急回復し、通期純利益が前年比205.5%増の1.13億円と大幅増益を達成。
- 次期(2027年3月期)も売上高22.8%増、営業利益26.9%増と高い成長を見込み、創立60周年記念配当を含む増配(年間13円)を予定。
- グローバル体制強化のため台湾現地法人を新設し、アジア圏における販売・調達ネットワークの構築による事業成長の加速を鮮明化。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | +120.6% | — | — | — | — |
| 2026-02-13 | 2026年3月期 第3四半期 | +11.8% | -0.1% | +0.9% | +5.1% | — |
| 2025-11-13 | 2026年3月期 第2四半期 | -22.0% | -8.3% | -7.4% | -9.5% | -8.3% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | -43.3% | +1.0% | -4.2% | -3.8% | -9.9% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | -80.3% | -0.8% | -0.4% | +0.6% | -1.4% |
| 2025-02-13 | 2025年3月期 第3四半期 | -76.7% | -3.7% | -2.6% | -2.4% | -2.4% |
有価証券報告書
2025-06-30 有価証券報告書-第58期(2024/04/01-2025/03/31)