日本エム・ディ・エム 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 米子会社の訴訟和解による最終赤字転落: 売上高は過去最高を更新(前年比8.4%増)したものの、米国での訴訟和解費用15.55億円を特別損失に計上したことで、4.61億円の最終純損失に着地。
  • 円安とコスト増による本業の苦戦: 営業利益は15.55億円(同10.9%減)と減益。円安による仕入原価上昇(原価率36.3%→37.7%)や人件費・支払手数料の増加が利益を圧迫した。
  • 次期V字回復と増配計画: 2026年3月期は一過性損失の解消により、営業利益18.5億円(同18.9%増)、純利益14.5億円の過去最高益水準を見込む。配当も15円から17円への増配を予定。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の着地は以下の通りです。

  • 売上高: 251.14億円(前年同期比 8.4%増)
  • 営業利益: 15.55億円(同 10.9%減)
  • 経常利益: 14.88億円(同 19.2%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純損失: 4.61億円(前年は12.71億円の黒字)

進捗と勢いの変化: 本決算のため通期計画に対する進捗率は100%ですが、期初予想からの乖離で見ると、売上高は堅調な一方、米国訴訟関連の特別損失が重しとなりました。営業利益面では、前期の利益率7.5%から6.2%へ低下しており、売上成長が利益成長に結びつかない「増収減益」の局面となっています。

3. セグメント別のモメンタム

  • 日本事業(勢い:維持): 売上高136.34億円(同4.8%増)。償還価格の引き下げ影響があったものの、人工骨頭(BHA)や脊椎固定器具(KMC Kyphoplasty)が2桁成長と牽引。ただし、賃上げによる販管費増で営業利益は7.94億円(同27.3%減)と大幅減益。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 251.1億円 +8.4% 231.8億円
営業利益 15.6億円 -10.9% 17.5億円
経常利益 14.9億円 -19.2% 18.4億円
当期純利益(親会社帰属) -4.6億円 12.7億円
包括利益 -4.8億円 26.9億円
1株当たり当期純利益 -17.54円 48.31円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 336.7億円 314.9億円
純資産 247.4億円 256.0億円
自己資本比率 73.3% 81.0%
自己資本 246.8億円 255.1億円
1株当たり純資産 937.15円 968.74円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) -1.8% 5.2%
ROA(総資産経常利益率) 4.6% 6.1%
売上高営業利益率 6.2% 7.5%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 10.5億円 21.0億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -16.7億円 -18.0億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 14.9億円 -8.4億円
期末現金及び現金同等物残高 31.8億円 23.2億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 264.0億円 +5.1%
営業利益 18.5億円 +18.9%
経常利益 17.0億円 +14.2%
当期純利益 14.5億円
1株当たり当期純利益 55.06円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 14円 15円
配当性向:当期 — / 前期 29.0% 純資産配当率:当期 1.6% / 前期 1.5%