短信要約
1. 要点(3行)
- 第3四半期累計の営業利益は前年同期比12.6%増の15.6億円と増益を確保したが、アミューズメント機器の減価償却方法変更による利益押し上げ効果(3.2億円)が大きく寄与した実質的な減速決算。
- 通期業績予想の大幅下方修正(営業利益40億円→15億円)と、期末配当の激減(33円→10円)を同時に発表し、第4四半期での営業赤字転落を見込む極めて厳しい見通し。
- 主力のデジタルコンテンツ事業で大型タイトルの苦戦や開発中止に伴う損失リスクが顕在化しており、棚卸資産の積み上がり(前期末比15.6億円増)など財務面での不透明感が増大。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計(4-12月)の着地は以下の通りです。
- 売上高: 207.2億円(前年同期比 4.8%減)
- 営業利益: 15.6億円(同 12.6%増)
- 経常利益: 16.5億円(同 5.2%減)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 10.2億円(同 12.4%減)
通期計画に対する進捗率(下方修正後の計画270億円/15億円に対して):
- 売上高: 76.7%(前年同期は68.0%)
- 営業利益: 104.4%(前年同期は34.7%) 進捗率で見ると営業利益は既に通期計画を超過していますが、これは第4四半期(1-3月)に約0.6億円の営業赤字を見込んでいることを意味します。当初計画(営利40億円)からの乖離は著しく、前年同期の勢いと比較しても急ブレーキがかかった状態です。
3. セグメント別のモメンタム
- デジタルコンテンツ事業(減収・黒字転換): 売上高99.8億円(17.7%減)、セグメント利益7.1億円(前年同期は3億円の損失)。既存タイトルの減衰に加え、新作のヒットに恵まれず売上は大きく後退。利益面では前年の赤字から脱却したものの、モメンタムは弱含み。
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今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 207.2億円 | -4.8% | 217.6億円 |
| 営業利益 | 15.7億円 | +12.6% | 13.9億円 |
| 経常利益 | 16.6億円 | -5.2% | 17.5億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 10.3億円 | -12.4% | 11.7億円 |
| 包括利益 | 11.6億円 | -25.7% | 15.6億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 16.99円 | — | 19.41円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 339.8億円 | 345.4億円 |
| 純資産 | 265.5億円 | 274.0億円 |
| 自己資本比率 | 78.0% | 79.2% |
| 自己資本 | 265.1億円 | 273.5億円 |
| 1株当たり純資産 | 437.71円 | 451.6円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 270.0億円 | -8.5% |
| 営業利益 | 15.0億円 | -37.9% |
| 経常利益 | 15.0億円 | -50.0% |
| 当期純利益 | 9.0億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | 14.86円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 33円 | 10円 予想 |
| 年間合計 | 33円 | 10円 予想 |