株式会社リーガルコーポレーションは、1902年創業の老舗靴メーカーです。主力の「REGAL」ブランドを中心に、靴の企画・製造・販売を一貫して手掛けています。事業構成は、直営店やECを展開する「靴小売事業」と、百貨店や専門店への卸売りを行う「靴卸売事業」の2本柱です。 近年はクールビズやテレワークの浸透によるビジネスシューズ需要の構造的変化、および原材料価格高騰という厳しい競合・市場環境に直面しており、伝統的な「革靴」からの脱却とカジュアル化、DXによる在庫最適化が急務となっています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-23 提出)収益性
営業利益率
1.7%
≧10%が優良
ROA
1.5%
≧5%が優良
ROE
5.6%
≧10%が優良
ROIC
1.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-0.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
-23.4%
≧10%が優良
EPS成長率
63.8%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高(235.58億円、前期比0.7%減)と本業の利益は伸び悩むも、政策保有株式の売却益計上により親会社株主に帰属する当期純利益は7億円(同63.8%増)と大幅増益。
- 靴小売事業が人件費や広告費の増加でセグメント利益65.2%減と苦戦する一方、卸売事業は在庫効率改善と値引抑制により利益が約2.9倍に急回復し、明暗が分かれた。
- 中期経営計画の目標値を下方修正せざるを得ない厳しい実需環境だが、総還元性向50%以上を掲げ、継続的な自社株買いと増配(75円)を実施するなど、株主還元姿勢を鮮明にしている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -2.0億円 / 予想: 5.0億円
—
売上高
実績: 51.1億円 / 予想: 243.0億円
-1.5%
2Q
営業利益
実績: -6.2億円 / 予想: 0.5億円
-170.1%
売上高
実績: 99.0億円 / 予想: 229.0億円
-3.8%
3Q
営業利益
実績: -6.6億円 / 予想: 0.5億円
-2778.3%
売上高
実績: 158.3億円 / 予想: 229.0億円
-4.3%
通期
営業利益
実績: -3.9億円 / 予想: 未開示
—
売上高
実績: 228.4億円 / 予想: 未開示
-3.0%
3行解説
- 2026年3月期は、主力の中価格帯ビジネスシューズの苦戦により売上高が228億4,100万円(前期比3.0%減)となり、営業損益は3億8,500万円の赤字(前期は3億9,700万円の黒字)に転落しました。
- 営業赤字の一方で、政策保有株式の売却による特別利益12億4,800万円の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は2億4,400万円(前期比65.1%減)と黒字を確保しています。
- 抜本的な構造改革として、決算期の変更(3月→2月)、不採算店舗の閉鎖、希望退職者の募集、および本社・大阪事業所の不動産売却(総額11億円超の譲渡益見込み)を発表しました。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | — | — | — | — | — |
| 2026-02-09 | 2026年3月期 第3四半期 | -2778.3% | -1.4% | -3.6% | -1.7% | -7.5% |
| 2025-11-10 | 2026年3月期 第2四半期 | -170.1% | -0.4% | -1.5% | -2.9% | -5.2% |
| 2025-08-06 | 2026年3月期 第1四半期 | — | +0.7% | -7.4% | -6.6% | -10.9% |
| 2025-05-12 | 2025年3月期 通期 | -23.4% | +8.2% | +3.6% | +2.3% | -0.7% |
| 2025-02-10 | 2025年3月期 第3四半期 | — | +0.2% | -11.8% | -9.2% | -7.9% |
有価証券報告書
2025-06-23 有価証券報告書-第193期(2024/04/01-2025/03/31)