株式会社東京ソワールは、婦人フォーマルウェア(ブラックフォーマル、カラーフォーマル)の製造・販売を主軸とする企業です。2024年4月に株式会社キャナルジーンを子会社化したことで、現在は「フォーマル事業」と「ライフスタイル事業」の2セグメント体制となっています。主な販売先は全国の百貨店や量販店(GMS)であり、最大顧客であるイオンリテール株式会社への販売比率は連結売上高の15.4%を占めています。競合環境としては、アパレル市場全体での価格競争に加え、消費者の節約志向やライフスタイルの変化(冠婚葬祭の簡素化)による需要の変動にさらされています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-30 提出)収益性
営業利益率
1.1%
≧10%が優良
ROA
1.2%
≧5%が優良
ROE
2.3%
≧10%が優良
ROIC
1.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
2.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
-28.5%
≧10%が優良
EPS成長率
-52.9%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年12月期は、子会社化したキャナルジーンの通期寄与により、連結売上高は161.1億円(前年同期比2.6%増)と増収を確保。
- 主力のフォーマル事業が原材料高や記録的猛暑、節約志向の影響で大幅減益となり、連結営業利益は1.7億円(同28.5%減)に留まる。
- 自己資本比率は75.3%と極めて高く、強固な財務基盤を背景に、2027年度を最終年とする中期経営計画でROE 7.0%以上の達成を目指す。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 4.1億円 / 予想: 3.5億円
-26.1%
売上高
実績: 47.6億円 / 予想: 162.0億円
-7.0%
3行解説
- 2026年12月期第1四半期(1Q)は、売上高が前年同期比7.0%減、営業利益が同26.0%減と、主力のフォーマル事業の苦戦により減収減益での着地となった。
- ライフスタイル事業(キャナルジーン)は売上高・利益ともに前年同期を上回り成長を継続しているが、衣料品業界全体の節約志向や低価格志向の影響を強く受けている。
- 1Q時点で通期の各利益計画をほぼ達成、あるいは超過する進捗を見せているが、通期予想および配当予想は据え置かれており、下半期の投資や季節変動を織り込んだ慎重な計画となっている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年12月期 第1四半期 | -26.1% | — | — | — | — |
| 2026-02-13 | 2025年12月期 通期 | -28.8% | +3.9% | +3.5% | +5.9% | — |
| 2025-11-14 | 2025年12月期 第3四半期 | -13.3% | +0.6% | +0.9% | -2.2% | -8.0% |
| 2025-08-07 | 2025年12月期 第2四半期 | -2.9% | +2.2% | -1.1% | -3.9% | -1.5% |
| 2025-05-14 | 2025年12月期 第1四半期 | — | +0.1% | +5.3% | +6.8% | +2.2% |
| 2025-02-14 | 2024年12月期 通期 | — | -2.6% | +0.6% | +0.8% | +9.5% |
有価証券報告書
2026-03-30 有価証券報告書-第57期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-31 有価証券報告書-第56期(2024/01/01-2024/12/31)