加賀電子株式会社は、独立系エレクトロニクス総合商社として、電子部品・半導体の販売を主軸に、多品種小ロットの生産を得意とするEMS(電子機器受託製造サービス)、パソコン周辺機器等の情報機器販売、CG映像制作などのソフトウェア事業を展開しています。特定の資本系列に属さない独立系としての強みを活かし、国内外に2,000社を超える仕入先と広範な顧客ネットワークを有しています。競合環境としては、国内外の電子部品商社やEMS企業が挙げられますが、商社機能と製造受託機能を併せ持つ独特のビジネスモデルで差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
4.3%
≧10%が優良
ROA
8.0%
≧5%が優良
ROE
10.8%
≧10%が優良
ROIC
8.5%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
0.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
-8.7%
≧10%が優良
EPS成長率
-16.1%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年3月期は売上高5,477億円(前年比0.9%増)、純利益170億円(同16.0%減)と、在庫調整の長期化や特定大口顧客の取引終了により、微増収減益での着地となった。
- 2027年度を最終年度とする新中期経営計画を策定し、売上高8,000億円、ROE 12%以上を目標に掲げ、成長戦略として協栄産業へのTOB(約87億円)など積極的なM&Aを推進している。
- 配当方針を「DOE 4.0%以上」かつ「配当性向30~40%」へと引き上げ、実質的な累進配当の姿勢を鮮明にするなど、株主還元への積極性が際立っている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 64.8億円 / 予想: 240.0億円
+16.8%
売上高
実績: 1380.9億円 / 予想: 5740.0億円
+7.3%
2Q
営業利益
実績: 130.5億円 / 予想: 255.0億円
+13.5%
売上高
実績: 2889.6億円 / 予想: 5950.0億円
+11.5%
3Q
営業利益
実績: 194.5億円 / 予想: 270.0億円
+7.7%
売上高
実績: 4454.8億円 / 予想: 6200.0億円
+12.4%
通期
営業利益
実績: 278.2億円 / 予想: 未開示
+17.9%
売上高
実績: 6589.4億円 / 予想: 未開示
+20.3%
3行解説
- 協栄産業の連結子会社化やAIサーバー向けメモリのスポット販売(約411億円)が寄与し、売上高・各段階利益で過去最高益を更新。
- 負ののれん発生益(77億円)等の特別利益計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比82.0%増の310億円と急増。
- 次期予想はスポット特需の剥落で減収減益を見込むが、実態ベースでは増収増益基調を維持し、配当は年間140円を維持する方針。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | +17.9% | +3.0% | -3.5% | — | — |
| 2026-02-12 | 2026年3月期 第3四半期 | +7.7% | -0.6% | +5.5% | +2.8% | +2.6% |
| 2025-11-06 | 2026年3月期 第2四半期 | +13.5% | -0.1% | -3.2% | +6.5% | +5.9% |
| 2025-08-07 | 2026年3月期 第1四半期 | +16.8% | -1.0% | +4.5% | +16.1% | +10.6% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | -8.7% | +0.6% | -3.9% | -0.3% | +2.9% |
| 2025-02-06 | 2025年3月期 第3四半期 | -11.9% | +1.6% | +3.1% | +2.8% | -1.2% |
有価証券報告書
2025-06-26 有価証券報告書-第57期(2024/04/01-2025/03/31)