株式会社チヨダは、「東京靴流通センター」「シュープラザ」などの店舗ブランドを全国展開する靴小売の国内大手です。自社開発のプライベートブランド(PB)商品を強みとし、郊外ロードサイドやショッピングセンターを中心に多角的な店舗展開を行っています。主要顧客は一般消費者であり、競合環境としてはABCマートなどの靴専門店チェーンのほか、ECサイトやGMS(総合スーパー)との競争に晒されています。なお、2024年11月に不採算であった衣料品事業(株式会社マックハウス)を売却し、現在は靴事業に経営資源を集中させています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-02 期末、2025-05-23 提出)収益性
営業利益率
2.4%
≧10%が優良
ROA
2.7%
≧5%が優良
ROE
5.6%
≧10%が優良
ROIC
4.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-1.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
104.8%
≧10%が優良
EPS成長率
57.8%
≧10%が優良
3行解説
- 構造改革の断行: 営業赤字が続いていた衣料品事業(マックハウス)を売却し、連結利益の大幅な改善と靴専門事業への回帰を鮮明にした。
- PB商品のヒット: 手を使わずに履ける「スパットシューズ」が年間150万足超の大ヒットを記録し、靴事業の営業利益を前年比50.8%増へと牽引した。
- 積極的な株主還元: 300万株(発行済の7.77%)の自己株式消却に加え、新たに15億円を上限とする自社株買いを決定するなど、還元姿勢を大幅に強化している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-02 通期 、2026-04-10 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 14.3億円 / 予想: 36.0億円
-6.8%
売上高
実績: 219.8億円 / 予想: 860.0億円
-14.4%
2Q
営業利益
実績: 13.8億円 / 予想: 17.0億円
-14.6%
売上高
実績: 418.3億円 / 予想: 818.5億円
-14.4%
3Q
営業利益
実績: 19.5億円 / 予想: 17.0億円
-18.2%
売上高
実績: 621.2億円 / 予想: 818.5億円
-14.5%
通期
営業利益
実績: 10.9億円 / 予想: 未開示
-50.3%
売上高
実績: 813.8億円 / 予想: 未開示
-11.4%
3行解説
- 2024年11月に不採算の衣料品事業(株式会社マックハウス)を譲渡し、靴事業への単一化を図る構造改革を断行。その影響で売上高は前年比11.4%減、当期純利益は91.9%減と大幅減益となった。
- 主力の「スパットシューズ」が累計販売500万足を達成するなど高付加価値商品が好調。1,990円スニーカー等の低価格帯の強化とあわせ、客層に合わせたメリハリのある商品戦略を展開。
- 2027年2月期は靴事業に経営資源を集中し、営業利益28.3%増、当期純利益363.0%増と大幅なV字回復を計画。配当は年間54円を維持する方針。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-10 | 2026年2月期 通期 | -50.3% | -0.1% | -5.9% | — | — |
| 2026-01-09 | 2026年2月期 第3四半期 | -18.2% | -0.0% | -4.6% | -7.1% | -8.4% |
| 2025-10-10 | 2026年2月期 第2四半期 | -14.6% | +0.8% | -10.2% | -14.1% | -12.7% |
| 2025-07-11 | 2026年2月期 第1四半期 | -6.8% | +0.6% | -2.0% | -5.9% | -2.1% |
| 2025-04-11 | 2025年2月期 通期 | +104.8% | +4.3% | +22.5% | +8.0% | +7.0% |
| 2025-01-10 | 2025年2月期 第3四半期 | +39.1% | +0.8% | -0.7% | -9.6% | -16.3% |
有価証券報告書
2025-05-23 有価証券報告書-第78期(2024/03/01-2025/02/28)