エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社は、関西圏を基盤とする百貨店事業(阪急百貨店・阪神百貨店)を核に、食品事業(イズミヤ・阪急オアシス、関西フードマーケット)、商業施設事業、および中国での百貨店経営などの「その他事業」を展開する小売グループです。関西エリアにおける圧倒的なドミナント戦略を強みとし、近年はデジタルとリアルを融合させた「コミュニケーションリテイラー」への転換を進めております。競合環境としては、J.フロント リテイリングや近鉄百貨店、セブン&アイ・ホールディングス等の大手流通グループと激しく競合しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-24 提出)収益性
営業利益率
5.1%
≧10%が優良
ROA
4.8%
≧5%が優良
ROE
11.5%
≧10%が優良
ROIC
5.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
3.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
33.0%
≧10%が優良
EPS成長率
55.7%
≧10%が優良
3行解説
- インバウンド需要の急拡大と都心型店舗の好調により、売上高(6,817億円)および親会社株主に帰属する当期純利益(348億円)が過去最高を更新。
- 株式会社関西フードマーケットの完全子会社化(2024年7月)や中国・寧波阪急の連結子会社化など、攻めのM&Aと事業再編を加速させている。
- 自己株式取得(年間約241億円)と増配(年間42円)を組み合わせた極めて積極的な株主還元姿勢が鮮明。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 14:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 55.0億円 / 予想: 300.0億円
-40.6%
売上高
実績: 1636.4億円 / 予想: 6900.0億円
+1.1%
2Q
営業利益
実績: 118.5億円 / 予想: 300.0億円
-21.0%
売上高
実績: 3330.2億円 / 予想: 6890.0億円
+0.5%
3Q
営業利益
実績: 252.7億円 / 予想: 300.0億円
-12.6%
売上高
実績: 5158.6億円 / 予想: 6890.0億円
+0.2%
通期
営業利益
実績: 323.9億円 / 予想: 未開示
-7.0%
売上高
実績: 6802.1億円 / 予想: 未開示
-0.2%
3行解説
- 連結総額売上高は1兆1,624億円(前期比100.2%)と3期連続で過去最高を更新したが、営業利益は百貨店事業の減益が響き323億円(同93.0%)の減益着地となった。
- 株主還元の強化を鮮明にし、上限107億円の自己株式取得と、前期比4円増配となる年間46円(27年3月期予想は48円)の配当計画を発表した。
- 食品事業の統合加速(「株式会社関西フードマーケット」への商号変更)や投資有価証券(東宝株)の売却益計上見込みなど、経営資源の再配分と効率化を推進している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年3月期 通期 | -7.0% | — | — | — | — |
| 2026-02-04 | 2026年3月期 第3四半期 | -12.6% | +1.6% | +8.6% | +6.3% | +18.8% |
| 2025-10-31 | 2026年3月期 第2四半期 | -21.0% | +1.2% | +2.9% | +3.7% | -2.8% |
| 2025-08-01 | 2026年3月期 第1四半期 | -40.6% | +1.7% | +1.3% | +2.4% | +2.1% |
| 2025-05-13 | 2025年3月期 通期 | +33.0% | +2.4% | +4.2% | -1.3% | -1.4% |
| 2025-02-05 | 2025年3月期 第3四半期 | +30.4% | -4.8% | -0.7% | -1.6% | -5.6% |
有価証券報告書
2025-06-24 有価証券報告書-第106期(2024/04/01-2025/03/31)