株式会社さいか屋は、神奈川県(川崎・横須賀・藤沢)を基盤とする老舗の百貨店企業です。現在は東証スタンダード市場に上場する株式会社AFC-HDアムスライフサイエンスの連結子会社(議決権50.36%保有)となっており、グループシナジーを活かした健康食品販売や、不採算売場の賃貸化(テナント誘致)による収益構造の転換を進めています。2025年8月期より、百貨店事業を補完する柱としてアパート経営等の「不動産事業」を報告セグメントに追加しました。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-08 期末、2025-11-19 提出)収益性
営業利益率
2.5%
≧10%が優良
ROA
1.0%
≧5%が優良
ROE
15.6%
≧10%が優良
ROIC
1.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-6.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
3.8%
≧10%が優良
EPS成長率
51.7%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は売場面積の縮小等で46.3億円(前年比6.4%減)となったが、3期連続の黒字を達成し、親会社株主に帰属する当期純利益は1.1億円(同51.7%増)と大幅増益。
- 従来の自前主義から脱却し、パシオスやライフ等の大型テナント誘致による「ローコストオペレーション」の徹底が奏功し、販管費比率が7.8ポイント改善。
- 自己資本比率は6.66%と依然として低水準ながら、横須賀店の全区画取得(後発事象)など、固定費削減と収益基盤の強化を並行して進めている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-08 第2四半期 、2026-04-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.1億円 / 予想: 1.5億円
—
売上高
実績: 10.3億円 / 予想: 48.0億円
-4.3%
2Q
営業利益
実績: 0.6億円 / 予想: 1.5億円
-1.7%
売上高
実績: 23.7億円 / 予想: 48.0億円
+0.5%
3行解説
- 復配の決定と資本構造の改善: 利益剰余金の欠損解消により、2026年8月期末に5円の配当を予定(復配)。第三者割当増資の実施等により、純資産が前期末比で約4.5億円増加した。
- 旗艦店の堅調とテナント戦略: 藤沢店の売上が前年同期比5.4%増と牽引。横須賀店では空き区画に「ラウンドワンジャパン」が2026年初夏にオープン予定で、賃料収入と集客増を狙う。
- 一過性要因による利益減益: 経常利益が前年同期比69.8%減となったが、これは前年同期に計上された固定資産受贈益(70百万円)の反落によるもので、実態としては黒字基調を維持している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-14 | 2026年8月期 第2四半期 | -1.7% | -2.3% | -8.2% | — | — |
| 2026-01-14 | 2026年8月期 第1四半期 | — | +0.6% | -1.4% | -13.9% | -25.2% |
| 2025-10-15 | 2025年8月期 通期 | +3.6% | +0.2% | -5.5% | -10.4% | -16.0% |
| 2025-07-10 | 2025年8月期 第3四半期 | -14.8% | +3.5% | -1.7% | -2.0% | +9.3% |
| 2025-04-14 | 2025年8月期 第2四半期 | -10.6% | +3.7% | +0.5% | -7.9% | -6.4% |
有価証券報告書
2025-11-19 有価証券報告書-第94期(2024/09/01-2025/08/31)