株式会社山陰合同銀行(ごうぎん)は、島根県と鳥取県を主たる基盤とする広域地方銀行です。銀行業務を核に、リース業、クレジットカード業務などの金融サービスを展開しています。
- 主要製品・サービス: 預金、貸出、有価証券投資、為替、リース、クレジットカード。
- 主要顧客: 山陰両県および山陽(広島・岡山)、関西、東京エリアの個人および法人。
- 競合環境: 他の地方銀行やメガバンクに加え、ネット銀行との競争が激化しています。同行は「課題解決力」を掲げ、法人コンサルティングやDX推進による差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-20 提出)収益性
営業利益率
19.7%
≧10%が優良
ROA
0.3%
≧5%が優良
ROE
5.9%
≧10%が優良
ROIC
6.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
12.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
8.0%
≧10%が優良
EPS成長率
12.5%
≧10%が優良
3行解説
- 金利上昇局面を背景に、貸出金利息や有価証券利息配当金が増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比11.5%増の187億円と増益を確保した。
- 2024-2026年度の中期経営計画に基づき、1株当たり配当を前期の39円から48円へ大幅に増額し、10億円規模の自社株買いを決定するなど、株主還元姿勢が極めて強い。
- 与信費用が130億円(前期比51億円増)に増加し、外債を中心とする有価証券の評価損が1,072億円(前期比454億円拡大)に達している点は、将来のキャッシュフローに対する懸念材料。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-01-30 13:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 41.9億円 / 予想: 304.0億円
-36.3%
売上高
実績: 362.7億円 / 予想: 1631.0億円
+20.7%
2Q
営業利益
実績: 150.4億円 / 予想: 298.0億円
+24.6%
売上高
実績: 760.8億円 / 予想: 1603.0億円
+19.8%
3Q
営業利益
実績: 239.2億円 / 予想: 298.0億円
+23.4%
売上高
実績: 1154.4億円 / 予想: 1603.0億円
+19.9%
3行解説
- 大幅増益の着地: 親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比27.6%増の167億円と、金利上昇局面を捉え極めて好調に推移。
- 貸出金利息の拡大: 預金金利引き上げによるコスト増を上回るペースで、貸出金利息や有価証券利息配当金が増加し、資金利益が大きく伸長。
- 高い進捗率: 通期計画に対する各利益項目の進捗率は約80%に達しており、期末に向けた業績の上振れ期待が持てる内容。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-01-30 | 2026年3月期 第3四半期 | +23.4% | -0.7% | +2.4% | -1.3% | +10.8% |
| 2025-11-13 | 2026年3月期 第2四半期 | +24.6% | -0.7% | +0.6% | +3.4% | +7.5% |
| 2025-07-31 | 2026年3月期 第1四半期 | -36.3% | -2.5% | -1.2% | -1.5% | -2.1% |
| 2025-05-13 | 2025年3月期 通期 | +8.0% | -1.6% | -0.5% | -4.8% | -2.6% |
| 2025-01-31 | 2025年3月期 第3四半期 | +24.6% | +0.5% | -3.1% | -3.0% | +1.0% |
有価証券報告書
2025-06-20 有価証券報告書-第122期(2024/04/01-2025/03/31)