株式会社セブン銀行は、セブン&アイ・グループの店舗網(セブン‐イレブン、イトーヨーカドー等)を活用したATMプラットフォーム事業を主軸とする銀行です。
- 事業内容: 国内外でのATMサービス提供、および子会社の株式会社セブン・カードサービスを通じたクレジットカード・電子マネー事業を展開。
- 主要製品・サービス: 第4世代ATMを活用した「+Connect(プラスコネクト)」や顔認証決済「FACE CASH」などの新型金融サービス、海外送金、個人向けローン。
- 主要顧客: 一般個人利用者および提携金融機関(682先)。
- 競合環境: キャッシュレス化の進展による現金需要の減少リスクがある一方、コンビニATM市場では圧倒的なシェアを維持。近年は金融と小売を融合させた独自のノンバンク領域で他行と差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-18 提出)収益性
営業利益率
14.1%
≧10%が優良
ROA
1.9%
≧5%が優良
ROE
6.5%
≧10%が優良
ROIC
5.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
8.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
-0.8%
≧10%が優良
EPS成長率
-42.9%
≧10%が優良
3行解説
- 連結経常収益は2,144億円(前期比8.3%増)と伸長したが、親会社株主に帰属する当期純利益は182億円(同43.0%減)と大幅減益。
- 大幅減益の主因は、前期に計上された負ののれん発生益(215億円)の反動および、第4世代ATMへの更改に伴う費用増加によるもの。
- 海外事業セグメントが経常損益で3億円の黒字(前期は17億円の赤字)に転換し、米国・アジアでのATM展開が収益に寄与し始めた。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-08 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 66.1億円 / 予想: 245.0億円
-8.0%
売上高
実績: 533.2億円 / 予想: 2160.0億円
+3.7%
2Q
営業利益
実績: 148.1億円 / 予想: 245.0億円
-11.6%
売上高
実績: 1075.5億円 / 予想: 2160.0億円
+1.2%
3Q
営業利益
実績: 218.8億円 / 予想: 270.0億円
-5.3%
売上高
実績: 1628.8億円 / 予想: 2160.0億円
+2.1%
通期
営業利益
実績: 301.6億円 / 予想: 未開示
-0.4%
売上高
実績: 2200.3億円 / 予想: 未開示
+2.6%
3行解説
- 預貯金金融機関やキャッシュレス決済のチャージ等のATM利用件数増加により増収を確保したが、新型ATM導入に伴う償却費増やカード事業の減損損失により、親会社株主に帰属する当期純利益は26.0%減と大幅な減益となった。
- 国内では第4世代ATMへの全台入替が完了し、金融機関の手続きを代行する「+Connect」等の新サービスを推進。海外では米国子会社のATM設置台数が前期比15.0%増と大きく伸長した。
- 2027年3月期の通期予想は、ATM運営コスト増により経常減益を見込む一方、前期の特別損失の一巡により純利益は170億円(26.1%増)への回復を計画。年間配当は11円を維持する方針。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-08 | 2026年3月期 通期 | -0.4% | +1.7% | — | — | — |
| 2026-02-06 | 2026年3月期 第3四半期 | -5.3% | -0.2% | -6.0% | -6.7% | -10.3% |
| 2025-11-07 | 2026年3月期 第2四半期 | -11.6% | +0.6% | +2.2% | +2.2% | +3.4% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | -8.0% | -2.0% | -5.5% | -0.1% | -3.0% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | -0.8% | -0.9% | -4.4% | -1.4% | -3.2% |
| 2025-02-07 | 2025年3月期 第3四半期 | +0.7% | -0.6% | +1.2% | +1.1% | -5.9% |
有価証券報告書
2025-06-18 有価証券報告書-第24期(2024/04/01-2025/03/31)