短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅減益も通期計画を大幅超過: 第3四半期累計の親会社株主純利益は前年同期比30.8%減の19.7億円となったが、通期計画(15億円)に対する進捗率は既に131.7%に達している。
- 公的資金の完済と財務構造の変化: 2024年5月に第⼆種優先株式(162.8億円)を取得・消却し公的資金を完済。これに伴い自己資本比率は前年末の10.06%から8.81%へ低下した。
- 有価証券含み損の拡大が重石: 金利上昇に伴い債券等の評価損が拡大し、第3四半期の包括利益は61.3億円の赤字。純資産も前年末比で約241億円減少している。
2. 直近の業績と進捗率
- 経常収益: 256.1億円(前年同期比0.2%減)
- 経常利益: 30.3億円(前年同期比14.9%減)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 19.7億円(前年同期比30.8%減)
通期計画に対する進捗率:
- 経常利益:151.6%(計画20億円に対し30.3億円)
- 純利益:131.7%(計画15億円に対し19.7億円)
前年同期の進捗率(経常利益:約82% ※通期実績43.3億円ベースで算出)と比較しても、今期の計画値が保守的であるため進捗率は極めて高く見えるが、第4四半期に有価証券の損出しや与信費用の計上を織り込んでいる可能性が高い。
3. セグメント別のモメンタム
本報告書では「銀行業」単一セグメントに近い構成となっているが、収益構造の内訳に変化が見られる。
- 勢い(プラス要因): 貸出金利息が146.2億円(前年同期比約8億円増)、有価証券利息配当金が25.0億円(同約1.4億円増)と、資金運用収益(173.5億円)は堅調に推移している。中小企業向け貸出の増加により、貸出金残高は前年末比301億円増の1兆6,071億円となった。
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今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 経常収益 | 256.1億円 | -0.2% | 256.9億円 |
| 経常利益 | 30.3億円 | -14.9% | 35.6億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 19.8億円 | -30.8% | 28.6億円 |
| 包括利益 | -61.3億円 | — | -3.9億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 53.38円 | — | 77.23円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 48.28円 | — | 44.94円 |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 24280.8億円 | 24056.5億円 |
| 純資産 | 945.3億円 | 1186.0億円 |
| 自己資本比率 | 3.8% | 4.8% |
| 自己資本 | 937.6億円 | 1178.2億円 |
通期予想
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 経常利益 | 20.0億円 | -53.8% |
| 当期純利益 | 15.0億円 | -57.5% |
| 1株当たり当期純利益 | 40.53円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 35円 | 30円 予想 |
| 年間合計 | 35円 | 30円 予想 |